【フォト日記】キックオフカンファレンス&レディースキャンプ6日目
2018/2/15

今日は東京都内で「2018Jリーグキックオフカンファレンス」が開催され、アルビレックス新潟からは鈴木政一監督と加藤大選手が参加しました!Jリーグ全クラブが一堂に会して行われる一大イベント。報道陣も多く駆けつけ、来週末に迫ったリーグ開幕へ期待の高まりが強く感じられました。

カンファレンスの第1部はJリーグのプレゼンテーションとなり、各部門からビジョンや事業戦略などが発表されました。Jリーグは今年25周年を迎える節目の年となります。村井チェアマンの挨拶では、魅力あるリーグづくりへ「原点に帰り、サポーターの皆様と絆を作っていく」ことがテーマとして示されました。

クラブブースに場所を移して行われた第2部では、クラブのPRや報道対応が行われ、各ブースとも大きな賑わいを見せていました。初めてのカンファレンス参加となった加藤選手も堂々とした言葉で、報道陣から向けられた質問に答えます。開幕戦に向けては、「キャンプで積み上げてきたものがどれだけ出せるか楽しみ。自分たちのサッカーをして、勝ちにいく」と意気込みを語っていました。

「こういうのは久々だね」と、14年ぶりの感覚に懐かしさを覚えながら、笑顔も交えてインタビューに臨んでいた鈴木監督。今季への抱負を聞かれると、「一年でのJ1復帰」と共に「判断を共有して、アグレッシブなサッカーをしていく。一戦一戦、チーム力を上げていきたい」と力強く返していました。

讃岐の佐々木選手と握手を交わす加藤選手。これから始まるリーグ戦へのモチベーションが、さらに強まった一日になったことは間違いないでしょう。開幕戦まで残り10日となりました。最高のスタートダッシュを切るために、チームは引き続き磐石の準備を整えていきます。

レディース強化キャンプ5日目となった今日は、午前10時から岡山湯郷Belleとのトレーニングゲームが行われました。立ち上がりこそ相手にボールを保持されましたが、新潟は徐々に流れを引き寄せていきます。最初にチャンスを作ったのは新潟。右サイドを突破した小原選手が中央へパスを送り、大石選手がシュートを放ちます。これは惜しくも枠を外れましたが、息の合ったプレーでゴールに迫っていきます。

守備ではチーム全体でハードワークしながら、センターバックを中心に相手の攻撃を弾き返し、決定的なチャンスを与えません。その中でなんとか1点をもぎ取りたいところでしたが、ゴールネットを揺らせずに前半を終えました。

後半は、メンバーを総入れ替えして臨みました。すると開始早々、パスを受けた佐伯選手が「パスを受けた瞬間に、シュートまでのイメージはあった」と、相手GKの頭上を抜く技ありシュートで得点を奪います。そこから立て続けに得点を奪いたいところでしたが、ミスやフリーキックにより3失点を喫してしまいます。終了間際に1点を返し、スコアを2-3としたものの、そのまま試合終了を迎えました。

ただ、課題だけでなく収穫もたくさんあったゲームだったことも事実。守備の場面では、唐橋選手が球際での強さを発揮していました。「まず、負けたということが何よりの反省点。お互いの距離が遠くなってしまうことや、簡単なミスからの失点はチームとして減らす必要がある」としながらも、「新しい守備の仕方だったが、声を掛け合いながらできた」と、今後につながる手応えを得た様子でした。

午後のトレーニングはリフレッシュが目的となり、サッカーテニスで汗を流しました。珍プレーの続出に、終始、選手・スタッフから笑い声が聞こえていました。強化キャンプも折り返しを過ぎ、トレーニングゲームは2試合を残すのみとなりました。チームの共通理解を深めると同時に、競争を続けながら、お互いを高めていきたいと思います。