【フォト日記】より高い水準を
2018/3/28

春らしい温かな陽気に恵まれた中、トップチームはオフ明けのトレーニングをスタートしました。昨日は久々のオフということで、それぞれ充実したリラックスタイムを過ごした選手たち。気持ちの部分でも、ずっと張りつめていた緊張感をほぐすことができたようです。

9時半から練習開始となった今日は、前半部分は屋内での筋トレとなり、その後はピッチに出てボールを使ったトレーニングを実施。じっくりと負荷を掛け、強度の高いメニューに取り組みました。

これまでは切れ目ないスケジュールで次々と公式戦が続いてきましたが、熊本戦に向けては一週間のスパンでトレーニングを組むことができます。「うまく心身ともに、いい準備をしていければいい」と話していた鈴木監督。余念なくコンディションづくりや課題の修正を進めていきます。

徳島戦はボールを保持される時間が長く、消耗を強いられましたが、どんな相手に対しても自分たちがゲームをコントロールできる強さを身につけなければなりません。パスコントロールのトレーニングでも、ボールの置きどころやトライアングルをつくる動きなど、徹底して意識付けがなされていました。

GKトレーニングには、しばらく別メニューが続いていたアレックス・ムラーリャ選手が合流していました。練習後には「非常にいい状態。痛みもなくやれた」と話していたアレックス選手。再び競争に加わり、「自分のポジションを取り戻せるようにやっていきたい」と意欲たっぷりで口にしていました。

後半部分に行われた10vs10では、攻撃の部分に焦点が当てられ、お互いに要求し合いながら向上に努めていた選手たち。細かいイメージのズレを解消し、一本のパスの精度にこだわっていくことが、厚みのある攻撃につながっていきます。

より質の高いサッカーを目指すプロセスは、変わることなく続きます。強さを追い求め、今週もチーム一丸となってトレーニングを積み重ねていきます。