【フォト日記】連勝を懸けて&なでしこリーグカップ浦和戦

2018/3/31
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熊本戦を明日に控えた今日、トップチームは9時からのトレーニングとなり、セットプレーの確認も含めて最終調整を進めました。連勝が懸かる一戦へ、選手たちの士気は大いに高まっています。前節の徳島戦の勝利で得た勢いを加速させ、確固たる自信を築いていくために、結果を出し続けることにこだわっていきます。

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熊本の攻撃の印象について、鈴木監督は「トップにロングボールを入れてチャンスメークしてくるパターンもあるが、相手がプレッシャーに来ないと結構ボールをつないできて、ワンツーや突破もある」と語りました。一番のストロングを警戒しながらも、さまざまな状況が起こりうることを頭に入れた上で、90分間戦い続けられるかがカギとなります。

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勝った後のゲームだからこそ、「スキを見せたら足元をすくわれてしまう」と磯村選手は話します。先週の愛媛戦では苦い経験を味わい、どんな試合でも厳しい勝負が待っていることを痛感しました。「そういう試合を繰り返してはいけない。集中して試合に入らないといけない」と気を引き締めていました。

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熊本戦はえがお健康スタジアムで13時キックオフ。勝利のために、選手たちは持てる力をすべて出し尽くす覚悟です。遠方のアウェイ開催となりますが、心をひとつにして勝点3をつかみ取りましょう。明日も熱い応援、よろしくお願いします!!

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また、今日はプレナスなでしこリーグカップ1部予選リーグ第1節・浦和レッドダイヤモンズレディースが新潟市陸上競技場で開催されました。リーグ戦2試合を終えた新潟はリーグ戦からスターティングメンバーを入れ替え、右サイドバックに川崎選手が入り、佐伯選手のワントップのフォーメーションで試合に入りました。先週はリーグ戦初戦での脳震とうを受けて欠場となった山谷選手もスタメンに名を連ねます。

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今日の新潟のゴールマウスを守るのは福村選手。今季初出場ながら安定感を見せつけます。前半16分には1対1の場面を迎えますが、しっかりと相手選手との距離を縮めファインセーブ。新潟のピンチを救います。

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前半32分には新潟の鮮やかなパスワークが光ります。小原選手から園田選手、上尾野辺選手へとボールをつなぎ、ゴール前の阪口選手へ。しかし、浦和の強力なDF陣に阻まれゴールラインを割ることはできません。前半終了間際には左サイドに駆け上がった小原選手選手からのボールを受けた園田選手が力強いシュートを放ちますが、惜しくもボールはバーの上。新潟は攻撃の形をつくるもゴールネットを揺らすことができず、0-0で前半を終了します。

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チャンスを決めきれず0-0で迎えた後半28分、ゴールライン正面でのもつれから浦和にPKを献上する新潟。正面からの強烈なボールでしたが福村選手が渾身のPKストップを見せ、守護神の存在感を見せつけます。しかし後半44分に新潟はハンドから、またしてもPKを与えてしまい、今度は浦和・安藤選手に決められ、リードを許します。

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追いつきたい新潟の前がかりになった守備の一瞬のスキをついた浦和が、アディショナルタイムに追加点を挙げて0-2。試合終了間際での2失点で勝点を得ることはできませんでした。「後半、押し込まれる時間でも粘り強く守備を中心に戦えた」と山崎監督。敗戦を喫したものの、選手たちが個々の能力を発揮し、収穫のある一戦となりました。スタートを切ったばかりのなでしこリーグカップ。選手たちは視線を落とすことなく、前に進んでいきます。


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