【フォト日記】実戦のイメージを持って
2018/4/25

今日は9時半からトレーニング開始となり、実戦練習を中心に行ったトップチーム。聖籠上空は昨日と変わらず雨雲に覆われてはいましたが、幸いにも練習中は雨脚が弱まり、充実した準備を積み上げることができました。

フルピッチでのフォーメーション練習は、自陣深くからのビルドアップや、押し込んだ状態からの崩しのパターンなど、さまざまな状況を想定しながら進められていきました。トレーニングからイメージを持って取り組むことで、プレーの判断材料を増やすことを意識します。

コンビネーションの確認を進めた後、トレーニングはゲーム形式へ移行。攻撃面では、背後への動きが強調されていました。たとえ直接ボールを引き出せなくても、積極的にアクションを起こすことが、スペースを生み出すことにもつながるでしょう。一人ひとりが献身を捧げることが、攻撃を機能させる上で欠かせません。

セットごとに選手の組み合わせも変え、新たな可能性も探りながらトレーニングは進められていきました。現状のベストを発揮できるメンバー構成を思案し、「最終的には相手の状況も踏まえた上で、どのメンバーで行くか決めていく」と語っていた鈴木監督。選手たちも、アピールへ意気込み十分でプレーしていました。

厳しい前からのチェックでボールを奪い、得点につなげていた田中選手。「今は18人のメンバーに入ることしか考えていない。まずはその戦いに勝つことが大事」と、燃えるような意欲を見せてくれていました。個々の競争意識の高さが、チーム全体のムードをさらに押し上げていくはずです。

とにかく今の自分たちに必要なのは結果。山口戦で必ず勝点3をものにするために、明日も引き続き高い集中を保ってトレーニングに励んでいきます。