【フォト日記】スポーツホームタウンミーティングを開催
2018/6/26

新潟日報メディアシップにある日報ホールでは、6月23日(土)に「まちを、私たちの暮らしを、スポーツのチカラで元気にしよう!」をテーマに、「スポーツホームタウンミーティング」が開催されました(アルビレックス新潟、アルビレックス新潟後援会が後援)。本イベントは昨年まで「サッカー楽会」として開催されていたものを、枠組みを拡大。今回はラグビーやバスケットボールなど、さまざまな競技の事例紹介を通してスポーツムーブメントの広がりを期待して開催されました。

同イベントでは冒頭、スポーツ庁から齋藤福栄スポーツ総括官が講演を行われ、スポーツを通じて国民が健康で文化的な生活を営むためのスポーツ立国実現を目的とし、発足から2年半が経過した同庁の取り組みなどが紹介されました。

続いて行われた事例紹介では、新潟県立中央病院の石田卓士先生が「病院内ビューイング」の活動事例についてご説明されました。「スポーツで勇気と笑顔の共有」として実施されている病院内ビューイングでは、入院患者さんと病院スタッフの皆様とのコミュニケーションの推進や、活動を通じた効果が着実に表れていることが示され、多くの注目を集めていました。

また、病院内ビューイングの発表後には、スポーツホームタウンミーティングに出席していた早川史哉選手も紹介され、「自分自身も入院していた時は、アルビレックス新潟のがんばりに大きなパワーをもらっていました。選手と患者、両方を経験している者として、今後も自分の行動で何かを感じていただけるように行動していきたい」とスピーチをし、会場全体から拍手を送られていました。

事例ではその後、新潟アルビレックスBBのホーム会場でもある「アオーレ長岡」がある長岡市役所の川合和志長岡市市民協働推進部アオーレ交流課長が、「バスケットによるまちづくりの取り組みについて」を説明。また2019ラグビーワールドカップをひかえ、増田久士釜石市RWC2019推進本部事務局主幹が、「ラグビーW杯開催を通した震災復興」をテーマに、釜石市で進むスタジアム建設などの現状も含めてご紹介をされました。


新潟大学による「アルビレックスプロジェクト」の活動なども報告され、第一部ではいずれの事例紹介後も活発な意見交換が行われていました。その後行われた第二部では、新潟の食やお酒を囲みながら、さらに参加された方々が交流を温めつつ、スポーツへの熱意を共有した様子。約120人が参加したスポーツホームタウンミーティングは、大いに盛り上がり、成功裡に幕を閉じました。

