【フォト日記】来季に視線を & 川口尚紀選手が新潟市立結小学校を訪問
2018/11/22

3日間でゆっくりと休息を取ったトップチームの選手たちは、今日再び聖籠クラブハウスに集合。公式戦は全日程を終了しましたが、チームは今月いっぱいトレーニングを継続する予定となっています。万全を期して2019シーズンのスタートを切るために、助走をつけていきます。

今日は約50分間、コンパクトなメニューが組まれました。冒頭のランニングでは、それほどペースを上げず、笑顔も浮かべながら汗を流していた選手たち。明日からはゲーム形式なども行われるようですが、不用意な怪我を避けるためにも、まずは少しずつギアを上げることを意識します。

この時期を有意義に過ごせるかどうかが、オフ期間のコンディション管理にも関わってくるでしょう。「頭も体もしっかり動かしていこう、と選手たちには伝えた」という片渕監督。スイッチを切ることなく、サッカーモードのまま残りの期間にも集中高く向き合っていきます。

明日も10時からトレーニングを行います。来季に視線を向け、個人としてもチームとしても、成長し続けることを目指します。

また今日の午後には、川口尚紀選手が秋葉区の新潟市立結小学校を訪問しました。学校訪問は、クラブのホームタウン活動の一環として実施しているもの。今回は6年生4クラス、118名の児童の皆さんに迎えていただきました。

授業は川口選手の自己紹介の後、ひとつひとつ質問に答える形式で進められました。「サッカー選手になりたい」という声には、「サッカーが好きという気持ちを忘れずにやってほしい。そうすればきつい練習も頑張れる」と返していた川口選手。自身も幼い頃は純粋無垢にサッカーに打ち込み、「他の誰よりも練習した自信がある」と話していました。

体育館には、オレンジのクラブグッズを身に着けている児童の皆さんの姿も。また、6年生4クラスのうち、2人の先生がシーズンパスを持っていらっしゃるそうで、「来年も変わらず応援します!」というありがたい言葉もいただきました。熱いサポートに心より感謝を申し上げます。

予定されていた質問を終えた後も、追加の質疑応答タイムが設けられ、次々と子どもたちの手が挙がります。「リフティングを見せてください!」とリクエストを受けると、快く応じていた川口選手。正確なボールコントロールに、拍手と歓声が上がっていました。

授業の最後には、お礼と共に「サッカーに限らず、好きなことを続けてほしいです。そうすることで将来の夢や、なりたい職業も見えてくると思います」と川口選手から挨拶がありました。「継続」の力で夢を叶えたプロ選手の言葉に、児童の皆さんも真剣に耳を傾けていました。


授業と記念撮影が終えると、皆さんが花道をつくっていただき、笑顔で見送ってくれました。温かい心の交流を通し、川口選手もたくさんパワーをもらったことでしょう。結小学校の皆さん、今日は本当にありがとうございました!