【フォト日記】引き出しを多く
2019/1/19

昨日のフィジカルトレーニングの疲労を考慮して、今日のトレーニング開始時間を30分遅らせ、10時からのスタートとなりました。体力回復に努めた選手たちは、午前のみの練習に、きびきびとした動きを見せて、フィールドでのトレーニングに集中していきます。

今日の高知キャンプはアジリティのアップを目的としたメニューからスタート。数メートルの間隔にコーンを置き、選手たちはその間を、左右に細かくステップを踏みながら駆け抜けていきます。

その後は、攻撃の組み立てを練習。ある程度、選手たちに自身のプレーイメージを共有する片渕監督は「引き出しがないと、選択できないから」と、具体的な戦術を全員で頭と体に叩き込んでいきます。

最後のメニューはフルコートの3/4ほどのスペースを使って行なった11対11のゲーム形式。「今週は頭と体を動かすことをテーマに挙げている」片渕監督は、選手たちに大声で指示しながら、動き方の整理を進めました。

片渕監督は「去年と同じではダメ」と、例えばゴールキーパーがボールをキャッチしたところから攻撃を組み立てる意識を強く持つことも求めます。ゲーム中に気を抜くことは許されませんが、より詳しくチーム戦術を理解しあうことで、ゴールを奪う確率は、断然に上がっていくはずです。

明日は、今シーズン初めての対外試合となります。この4日間の疲労が蓄積されているのは間違いないことですが、苦しいときこそプレーの真価が問われます。選手たちは絶好のアピールの場として、結果を求めて躍動してくれることでしょう。
