【フォト日記】寄せて奪う

2019/1/23
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サッカーに取り組むには最適な気温で始まった、高知キャンプ8日目。午前中のトレーニングは小さなグリッドのなかでボールを奪い合う、ミニゲームで守備のコンセプトを共有。ボールを持つ相手に対しファーストディフェンダーの体の向きやカバーにつく選手の体の向きは、どの角度であるべきかを再度徹底していく片渕監督。

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また、ボールホルダーとの距離をより縮めることもチームにおいて優先事項のひとつ。細かいステップワークで、じりじりと詰め寄り、相手のパスコースを狭める動き、勢いよく奪いに行くプレーが少しずつ現れてきました。

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また、フルコートの4分の1ほどのコートにサイズアップしてゲームを続ける選手たち。冒頭の守備練習を経て、奪うタイミングを合わせようとする意識が高まっています。ディフェンスラインは3選手が立ち、攻撃選手を見失わぬように声を掛け合いながらスライドするシーンに、片渕監督からも「そうだ!」と声がかかります。

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堅守から攻撃に切り替わった場面では、昨日までに培った縦への推進を発揮しなければなりません。足元でのパス交換が続いたとき「裏を狙おう。キーパーもそれを意識して」と、栗原ヘッドコーチから強い口調で選手たちに要求がありました。

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午後は風が強まり、寒さを感じる春野総合運動公園。生駒フィジカルコーチが用意した10種のサーキットトレーニングに取り組む選手たちは、寒さを吹き飛ばすように走り続けて、汗がしたたります。

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フィジカルトレーニングに顔をしかめる選手も多数いますが、種目間の往来にスプリントを取り入れるなど「サッカーの動きを取り入れたメニュー」と、大武選手は意図を感じさせるメニューを考案してくれるスタッフ陣への感謝の気持ちとともに、充実した表情を浮かべていました。

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岡本選手から田中選手まで、年齢に関係なく声を掛け合って互いの限界を超えていく選手たち。日々、攻守に渡りチームの約束事や優先事項を頭に叩き込み、90分間止まらずに戦う肉体に磨きをかけていきました。

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ここまでの期間で、攻守とも基礎は分かり合いました。徹底した戦術浸透をはかりながら、同時に自分の個性や特徴、ファイティングスピリッツを示しあう競争の毎日も始まっています。

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