【フォト日記】攻守を極めていく

2019/1/31
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高知キャンプトレーニングは折り返し地点となる16日目を迎えました。朝からあいにくの雨模様でしたが、午前のみのトレーニングに取り組む選手たちは、真剣な表情と硬い空気のなかでボールを追いました。

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昨日に続き会場は補助競技場。気温の低さもあって、いつも以上に入念なウォーミングアップをし、体の隅々まで可動域を確認していく選手たち。

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攻守ともに研ぎ澄ませていく段階に入ったトップチームは、これまでに蓄えたフィジカルを出力しながらプレーをあわせていきます。変則的な7対4のパス回しのトレーニングでは、攻守の切り替えの早さが際立ち、守備にあたる4選手はボールホルダーに厳しく寄せていく場面が多く見られました。

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また、フルコートのほとんどのサイズを使った11対11の試合形式でも、激しい攻防は継続。片渕監督が「ゴー!ゴー!」と、大声をかけて、フォワード選手にプレスを要求し、センターバックに圧力をかけていきます。

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ミッドフィルダーもそれに応じてラインを上げ、コンパクトさを保ちます。スペースを消すことで、フォワードがボールを引っ掛ければミッドフィルダーが回収し、攻勢をしかけることができます。

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一方、プレスをかけられるチームとしても、「ゴールキーパーからボールをつないで攻撃を組み立てる」というチームコンセプトにのっとり、冷静なボール回しを見せます。相手がプレスをかけてきても、うまくかわせば両サイドバックの奥の広大なスペースを突いて一気に攻撃を畳み掛けられるというものです。

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今日のトレーニングメニューの最後はセンタリングにシュートであわせる内容。左右のプレーヤーがボールを上げれば、中央に入り込む3選手はゴールのニアサイド、ファーサイドに入れ替わりながらシュートを打ち込みます。

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パワー、テクニック、駆け引きでと、次々にゴールネットを揺らしますが、クロスボールのずれや、フリーな状態で大きくゴールの枠を外すシュートもあり、質の向上は一層求めていきたいところです。

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片渕監督は「クオリティは1・2度では上がらない」と、継続していく意向を持ちながら「今はチャレンジをする時期」と、選手たちの積極的なプレーに笑顔を見せています。明日は2部練習で、一層のチーム力向上に取り組んでいきます。

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