中野幸夫 代表取締役社長より新年のご挨拶
新年明けましておめでとうございます。
サポーターの皆様、後援会の皆様、パートナー企業の皆様、そして、ホームタウンの皆様方におかれましては、日頃より多大なるご支援やご声援を賜り、深く御礼申し上げます。
昨年より猛威を振るっている新型ウイルスは、さまざまな活動に影響を及ぼしています。Jリーグや当クラブにおいても、昨シーズンは異例のスケジュールでの運営となり、公式戦の中断やチーム活動の一時休止、フロントスタッフの業務においても、リモートワークを余儀なくされるなど、非常に苦しい事態が発生いたしました。しかし、医療従事者をはじめとした最前線で働く皆様のご尽力や、一人ひとりが新型ウイルスによる新しい生活様式を実践してきたことにより、6月27日にJ2リーグ戦は再開し、無観客試合での開催を経て、段階的に来場者数を増やしながら、昨シーズンは無事にすべてのリーグ戦を開催することができました。
昨年はアルベルト プッチ オルトネダ監督が日本で、そしてトップチームの監督として初めて指揮を執ったシーズンでしたが、アルベルト監督はFCバルセロナなどで培った経験を惜しみなくチームに注ぎ、新たなプレースタイルの構築を推し進めてくれました。高い攻撃意識やボールを保持しながら常にゴールを狙いつづける姿勢は、多くの皆様からご支持をいただけたと感じています。試合を重ねるごとに成長が見られたチームだからこそ、目標としていたJ1リーグへの昇格を果たせなかったことは大変に悔しく、またご期待に沿えなかったことに、心からお詫び申し上げます。この悔しさを糧にして、さらにプレースタイルを磨き上げるべく、今シーズンもアルベルト監督が引き続きトップチームの指揮を執っていただきます。クラブが地域の皆様と共に歩んできた歴史に、アルベルト監督の英知をさらに加え、今シーズンもJ1リーグへの昇格を目標にして、一丸となって戦っていく決意でございます。
プロサッカークラブとして勝利を追求することと同様に、サッカーの素晴らしさや新潟の魅力を広く伝えることも私たちの使命であります。皆様のご期待やご声援にお応えできるよう、選手スタッフが一丸となって、スポーツ文化のさらなる発展、普及に貢献してまいります。本年も、よろしくお願い申し上げます。
令和三年 元旦
アルビレックス新潟
代表取締役社長 中野幸夫