【フォト日記】いじめ見逃しゼロキャラバンに堀米悠斗選手が参加しました

2021/12/20

今年の5月に、深めよう 絆にいがた県民会議事務局との共同で「いじめ見逃しゼロ 県民運動」の啓発のために、堀米悠斗選手を起用したポスターが県内の学校を中心に、各施設で掲出されました。このたび、同事務局よりお声がけをいただき「いじめ見逃しゼロキャラバン」として、五泉市立五泉東小学校へ堀米選手が本日訪問しました。


6年生を対象に行われた6限の授業。会場となった視聴覚室には、クラブのフラッグやタオルマフラーなどが装飾されて、歓迎の雰囲気に堀米選手も嬉しそうな表情を浮かべていました。



授業は質疑応答が中心。五泉東小学校の児童は積極的でたくさんの手が挙がり、堀米選手は一つひとつに丁寧に答えていきます。いじめという重いテーマですが、選手も児童も真剣に向き合って授業は進んでいきました。


例えば、“いじめ”について堀米選手は「いじめという言葉自体が嫌いだし、それは犯罪と言えるのではないか。実際に学校に来られなくなるのは辛いことだし、最悪の場合は命を落としてしまうという話も聞く」と、児童に寄り添うように言葉を選びながら、断固としていじめはいけないことを語りかけました。


また、「いい雰囲気のこの学校にはいじめはないと聞いているが、来年に中学校へ入学するみんなは、環境も変わり新しい友達も増える。いじめにつながりそうな雰囲気はないかなど、周りに目を配って仲良く楽しくすくすくと大人になっていってほしい」と、明るさと温かい友情が大切だと、自身の体験を交えながら堀米選手は話しました。


授業のあと、サッカーをしているという轡田君は「堀米選手に会えて嬉しい。かっこよかったし憧れの選手。話を聞いて、いじめは犯罪に繋がることだし、悪いことだから絶対にしないと、改めて思った」と、ためになる授業だったと振り返り、サッカーにも勉強にもがんばると話してくれました。


また、同じくゴールキーパーとしてサッカーをしている梁取君は「以前から学校で、いじめはダメだよとか、いじめをしたら後悔する、大切な友達をなくすという授業はしていた。堀米選手の話を聞いて、周りの人を気遣うことの大切さが大事だということが心に残った」と、目を輝かせていました。


45分授業のために、多くの質問を準備していたことを知った堀米選手。「時間が足りなくて、発言できなかったみんなの質問は、別の形で絶対に答えるから」と、時間をかけて考えてくれた児童を想って、宿題として預かりました。記念撮影をしてお別れとなりましたが、これから質問への回答を考える堀米選手と、楽しみに待ってくれている五泉東小学校との交流はしばらく続くことでしょう。


新潟県では、いじめに関する相談窓口として、電話やメールでの問い合わせ先を用意しています。以下のURLでお知らせしています。
https://www.ijimetaisaku.pref.niigata.lg.jp/foryou/consultation.html


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