中野幸夫 代表取締役社長より新年のご挨拶
2022/1/1

新年明けましておめでとうございます。
日頃より、クラブの活動にご支援、ご協力を賜り誠にありがとうございます。
昨年も新型ウイルスの影響により、さまざまな制約があるなかでの試合運営となりました。ワクチン接種に携われた皆様や医療現場の最前線で働く皆様のご尽力があり、また、スタジアムでは皆様に観戦予防対策にご協力いただきながら、無事にシーズンを終えることができました。
2021シーズンは、新潟のホームゲームの来場者がJ1、J2、J3を含め、Jリーグ最多となりました。これもひとえに皆様のご支援、ご声援の賜物と、1試合1試合、試合会場に足をお運びくださった皆様に心より感謝申し上げます。
また、シーズンパスを継続いただいた中で、観戦を自粛し応援いただいた方が大勢いらっしゃいました。感謝申し上げます。
皆様のスタジアムでの拍手の後押しと温かい応援のおかげで、開幕から13戦負けなしと好発進を切っていたからこそ、目標としていたJ1リーグへの昇格を果たせなかったことは大変に悔しく、またご期待に沿えなかったことに、心からお詫び申し上げます。
パートナー企業各社の皆様には新型ウイルス禍にも関わらず、継続的なご支援をいただき、後援会員の皆様にはクラブハウス整備募金など、物心両面に渡るご支援を賜りました。また、昨年は念願であった新潟県内全市町村ホームタウン化から3年目となり、選手たちがホームタウン活動や社会貢献活動を積極的に行ってくれた年でもありました。
サポーターの皆様、後援会の皆様、パートナー企業の皆様、そして、ホームタウンの皆様方におかれましては、多大なるご支援やご声援を賜り深く御礼申し上げます。
今年はクラブ創設から27年目のシーズンを迎えます。1996年に施設も経験もないところからクラブを立ち上げさせていただき、皆様と一緒にこれまで歩ませていただきました。新潟を愛し、新潟の皆様から愛されるチームになることをコンセプトにクラブを運営してまいりましたが、今年も変わらずに皆様から愛されるチームづくりに邁進するためにはフィールドでの成功が必須だと考えております。
新たに向かえる2022シーズンは、昨年はコーチとしてアルベルト前監督を支え、手腕を発揮してくれた松橋力蔵氏を新監督に迎え、得点力と守備の強化に重点をおいてチーム編成を進めております。これまで積み上げてきたボールを保持しながら常にゴールを狙い続けるプレースタイルに磨きをかけ、より攻撃的で『collective(組織的)』なサッカーで、チームが一丸となって戦っていく決意でございます。
また、チームだけではなくフロント組織、クラブのあらゆる活動も前進する意識を前面に出し、成長と目標達成のために一意専心してまいります。
プロサッカークラブとして、サッカーの素晴らしさや新潟の魅力を広く伝えること、「楽しい新潟」を創ることが私どもの使命と感じております。皆様のご期待やご声援にお応えできるよう、地域の皆様との連携をさらに深めながら、新潟の魅力の創造とスポーツ文化のさらなる発展に貢献してまいります。
本年も、よろしくお願い申し上げます。
令和四年 元旦
アルビレックス新潟
代表取締役社長 中野幸夫