【スマイルプロジェクト】吉満大介選手が三条市立長沢小学校を訪問
2024/9/26
9月24日(火)午後、吉満大介選手が三条市立長沢小学校を訪問しました。豊かな自然に囲まれた長沢小学校は、1学年の人数が20名弱の小さな学校ですが、地域間での信頼関係が強く、地域の方が学校の授業を参観することも多いそうです。地域の方が参観にお越しいただくだけでなく、三条市役所、アルビレックス新潟のホームタウン活動、「スマイルプロジェクト」をご支援いただくスマイルパートナー各社様にも、見学にお越しいただきました。
今シーズンからアルビレックス新潟でプレーしている吉満選手は、2021年からスタートした制度「ご当地応援選手」で三条市を含む県央エリアを担当しています。「新潟に来てから、子どもたちと触れ合う活動は初めて。どんな子たちか楽しみ」と話していた吉満選手。事前学習で、アルビレックス新潟と吉満選手について学んだという児童の皆さんから寄せられた質問に答えていく形で、講話を行いました。
長沢小学校の児童の皆さんに限らず、プロサッカー選手は強靭なメンタルの持ち主、と思っている方も多いのではないでしょうか。そんな子たちに対し、「もしかしたら、みんなの方が(メンタルが)強いんじゃないかな」と語りかけた吉満選手は、ネガティブなことがあっても「次の日にはいい意味で忘れて、ポジティブに考えられる」そうですが、全員が決してそうではありません。
「プロサッカー選手であっても、うまくいかないときは誰にでもあるし、みんなそれぞれ悩みを抱えてプレーをすることもあります。決して選手全員がメンタルが強いわけではなく、それぞれ不安と戦っています。だから、チームに下を向いている人がいたら、声をかけることが必要だと思っています」という吉満選手の話は、プロサッカー選手も自分たちと同じ人間であること、そして周りに目配り・心配りをすることの大切さを児童の皆さんに伝えてくれていました。
積極的に手を挙げて、たくさん質問をしてくれた長沢小学校の皆さん。質問の一部と吉満選手の答えを紹介します。
Q1.サッカーをやると言って、親に反対されませんでしたか?
A1.僕の親は、やると言ったことに対して、否定的なことは一切言いませんでした。そのかわり、「やると決めた以上、突き抜けなさい」と言われました。
Q2.アルビレックス新潟に入る前と後で、印象が変わったことはありますか?
A2.チーム全体がとてもにぎやかです。チームメイト同士でふざけあうことが多いけど、その中で学んだことがたくさんあります。立ち振る舞いが素敵な選手・スタッフが多いと感じました。
Q3.ゴールキーパーで、ボールを受けるのは怖いですか?
A3.近い距離で強いボールを蹴ってくると、怖いこともあるけど、ゴールキーパーは(相手のシュートを)止めるのが仕事です。怖さに打ち克って、勇気を持って立ち向かうことが必要です。
「みんなはいろんな可能性を秘めているし、夢を持っている子もいると思います。好きなことや目指すことは、時に嫌になったり、誘惑があったりするけど、ブレずに続けていけば叶うと思います。僕も、1学年10名くらいの小さな小学校で育ちました。好きだからこそ、真剣にやることを心の片隅に置いて過ごしてください」とメッセージを送った吉満選手は、講話を終えて下校する際、玄関に立ってハイタッチで児童の皆さんを見送ってくれていました。
「みんなの元気な姿、活力が明日からの励みになります。ビッグスワンに来てくれると嬉しいです!」と話した吉満選手。長沢小学校の皆さん、デンカビッグスワンスタジアムのホームゲームでお待ちしています!
今回の実施に当たって、スマイルパートナーとしてご協賛をいただいている株式会社タカヨシ様、丸七商事株式会社様、トップ工業株式会社様、三条文化建設株式会社様には見学をいただいただけでなく、児童の皆さんにとプレゼントもご用意いただきました。誠にありがとうございました。
アルビレックス新潟では、今回のような学校訪問をはじめ、たくさんの笑顔に貢献するアクションとして、ホームタウン活動を「スマイルプロジェクト」と定義し、笑顔溢れる街づくりに取り組んでまいります。