【農業体験教育AGRIREX(アグリレックス)】ル レクチエの摘果

2025/6/4

5月28日(水)、大竹優心選手と内山翔太選手が、新潟市南区にある白根グレープガーデンを訪問し、ル レクチエの栽培体験を行いました。
新潟市南区と連携した農業体験教育「AGRIREX(アグリレックス)」の一環として実施する活動ですが、Jリーグが社会人教育とブランド意識向上を目的に、新人選手を対象に実施する研修としての意味合いも込めており、2年目の実施となります。
(関連ニュース:https://www.albirex.co.jp/news/67679/


2年目となる今年、初めての試みとしてアルビレックス新潟後援会会員様を対象に、参加者を募集させていただきました。多くの参加申し込みをいただくとともに、お忙しい中お集まりいただきまして、本当にありがとうございました。


ル レクチエは、「花粉つけ」「摘果」「袋かけ」「収穫・追熟」を経て出荷・販売され、11月頃に皆さんが口にすることができます。今回取り組んだのは、不要な実を間引く「摘果」という作業。1か所から3~4つほどの実ができていますが、キズがない大きな実かどうか、自分の手で触り、目で確かめて選別し、小さい実はすべて枝から地面に落としていきます。


実を見上げず、見下ろすように摘果に取り組めたのは、チーム一の長身を誇る内山選手。ときに参加されていたみなさんとも目線を合わせて、作業を楽しんでいました。

「見えないところでの努力の大切さは、サッカーも農業も通じていると思いました」と話した内山選手は、農業の大変さを改めて感じていました。「そういう方々がいるからこそ、僕たちは食べることができる」と改めて感謝の想いを強くしたそうです。


大竹選手は、参加してくれた子どもたちに囲まれ、話をしながら楽しく作業に取り組んでいました。

「実を落として一つに絞るのは、心苦しいものがありましたが、おいしくなってくれるといい」と話した大竹選手。摘果を通じて、「食べる側からすると、裏の仕事は分からないですし、裏で何をするかが大事だと思います。大切なことを違う形で実感できました」とサッカーと農業に通ずることを見出していたようです。


新人研修の一環として実施した今回の活動では、参加いただいた皆様一人ひとりに名刺をお渡ししました。新潟出身で、可能性に満ちあふれている選手たちのことを改めて知っていただき、応援いただくきっかけになってくれれば嬉しく思います。

6月には、摘果で残した一つひとつの実に二重構造の紙製の袋をかぶせる「袋かけ」の作業を予定しています。


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