【スマイルプロジェクト】吉満大介選手が新潟市立鏡淵小学校を訪問

2025/6/25

6月18日(水)午後、吉満大介選手が、新潟市中央区にある鏡淵小学校を訪問しました。同校の6年生36名にとって、初めてとなるキャリア教育の授業。第1回目の講師として、吉満選手を迎え入れてくださいました。


今年で11歳、12歳になる6年生と、今年でプロサッカー選手としてのキャリアで11年目を迎えた吉満選手は、「同い年」のようなもの。同じ年月を過ごしてきた中で、吉満選手がどのようなキャリアを歩んできたのか、プロサッカー選手はどのような仕事なのか、児童のみなさんは「想像」することから学びをスタートしていました。


「プロサッカー選手はどのような仕事なのか」と自分たちで想像した結果を、8つのグループが発表してくれました。インターネットで調べずに、想像を巡らせた児童のみなさんからは、競技に関すること(試合、トレーニング、分析)、メディア出演(テレビ、CM、ポスターモデルなど)、ファンサービス(スタンドに向かって手を振る、サッカー教室)など、多くの仕事が挙げられていました。


児童のみなさんの発表に真剣に耳を傾けていた吉満選手。プロサッカー選手に限らず、すべての職業に共通する大事な仕事として、「体調管理」を挙げていました。サッカーをしているという児童に「練習が始まる前、どのくらいの時間に来ている?」と質問した吉満選手。練習開始の30分前に来ていると答えた児童に対し、吉満選手が「練習が始まる2時間半前には、クラブハウスに来ています。もっと早い選手は3時間前には来ています」と話すと、その児童に限らず全員が「えー!!!」と驚いた声を挙げていました。


児童のみなさんから寄せられたたくさんの質問に、一つひとつ丁寧に答えた吉満選手。「選手として大切にしていることは?」という質問に対して、「コミュニケーション」と即答し、「周りを盛り上げる声も大切だし、仲間に『こうしてほしい』と要求して、修正点を言えるようにすることが大切。失点シーンの振り返りをはじめ、試合後に話し合うことがとても多いです」と言葉を続けました。


「アルビに入ったきっかけは?」という質問に対し、プロサッカー選手のキャリアをスタートした栃木SCに誘ってくれた金柄杉スカウト(当時)が、アルビレックス新潟の強化部強化担当であることに加え、プロ1・2年目に選手として共闘した本間勲トップチームコーチの存在が大きかったと話し、「人の縁はすごく大切。みんなも周りの友達を大切にするといいよ」とアドバイスを送っていました。


「みんなの素直さに元気をもらったし、自分も見習いたいです。自分が選んだ道を、自信を持って進んで行ってください」とメッセージを送った吉満選手。終始笑顔で優しい口調の中に、時に厳しさとユーモアを交えながら児童に語りかける姿は、先生のようでした。
6年生にとって、初となるキャリア教育の授業を任せていただいた鏡淵小学校の皆さん、ありがとうございました。

アルビレックス新潟では、今回のような学校訪問をはじめ、たくさんの笑顔に貢献するアクションとして、ホームタウン活動を「スマイルプロジェクト」と定義し、笑顔あふれる街づくりに取り組んでまいります。



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