【フォト日記】藤田和輝選手が秋の全国交通安全運動での啓発活動に協力
本日9月21日(日)から30日(火)まで、「秋の全国交通安全運動」が実施されます。全国各地でさまざまな啓発活動が行われますが、新潟西警察署は、外出時に自転車に乗用することが多い高校生に対して自転車の安全利用を呼びかけ、交通事故防止を図ることを目的に、9月17日(水)に日本文理高校を会場に、啓発活動の一環でトークイベントを開催しました。新潟西警察署から指名をいただいたのは、ゴールキーパーの藤田和輝選手。サッカー部員をはじめ、約100名の生徒を対象に開催されたイベントの1週間前には、藤田選手を交えて事前に打ち合わせを行って臨みました。
アルビレックス新潟U-18に在籍していた高校時代が、最も自転車に乗る機会が多かったという藤田選手。「(自転車運転の)ルールに対する知識が少なかった」と高校時代を振り返りながらも、高校を卒業し、トップチームに昇格した2019年に自動車の運転免許を取得し、運転するようになってから「自転車の運転は危険を伴うものと気づいた」とそれまでの自転車運転のマナーを顧みたそうです。また、栃木SCとジェフユナイテッド千葉への期限付き移籍で3年間生活した関東と新潟とでは、道路事情や運転者のマナーなどに違いがあることも語っていました。
交通安全に対する意識を高めるだけでなく、「ルールを守ってこそ、夢を追いかけることができる」ことを伝えるために、新潟でサッカーを始め、プロサッカー選手になった藤田選手を今回のイベントにお招きいただきました。藤田選手からは、「今回のような機会を活かして、教えてもらったことを実践することが大切です」と生徒たちにメッセージを送っていました。
質疑応答では、ゴールキーパーの選手たちから多くの質問が寄せられていました。「キックが課題ですが、どんな練習をしたらいいですか?」という質問に対し、「(中学生・高校生のときは、左足で蹴ることができなくて、毎日100本キックの練習をしました。回数をこなせば、絶対に蹴ることができるようになります」とキックの精度を武器とする藤田選手からアドバイスが送られていました。
生徒の皆さんに交通安全の意識を高めてほしいという願いから、藤田選手のサイン入りの自転車用ヘルメットがプレゼントされていました。
「自分が高校生で、自転車に乗っていたときは、(ルールを)知らないことが多かったです。できていなかったことが多かったけど、早めに直した方がいい・知っていた方がいいことがあることを伝えたかった」と振り返っていた藤田選手。ある生徒は「夜道や信号の渡り方など、一つひとつ気を付けて安全に自転車を運転したい」と話していましたが、交通安全に対する意識は着実に高まり、気づきのきっかけになったようです。
新潟県警察本部と公益社団法人新潟県トラック協会からは、9月23日(火・祝)名古屋グランパス戦で先着15,000名様にプレゼントするコラボ反射材ストラップが、参加してくれた生徒の皆さんにプレゼントされました。今回の活動の趣旨に賛同をいただき、名古屋戦でのプレゼントとして用意されていた分とは別に、その他の啓発活動で使う予定にされていた分を快くご提供いただきました。この場を借りて、御礼申し上げます。