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【メソッド部門 活動報告】ゲームモデル構築の道~第1回 守備の認知トレーニング~

2020/4/2

いつもアルビレックス新潟に温かいご声援をいただき、誠にありがとうございます。
当クラブでは、アカデミー部門の強化・育成を推進することを目的に、20193月にメソッド部門を新設いたしました。スペインに本社を置くSOCCER SERVICE BARCELONA,S.L.との間で、アカデミー育成プログラム「Ekkono Method(エコノメソッド)」のライセンス使用を締結し、日々のトレーニングに取り入れて、アカデミー全カテゴリーを横断した統一育成方針やトレーニング方法を構築しています。
「ゲームモデル構築の道」と題して、アカデミーの選手たちが取り組んでいるプログラムをご紹介いたします。

■第1回「守備の認知トレーニング」
 
<メソッド部門のトレーニング>
今月は、アルビレックス新潟アカデミーの選手が取り組む守備の認知トレーニングをご紹介します。
このトレーニングでは、できるだけフィールド全体を見られるような体の向きをつくることが要求されます。

今回はU-18のカテゴリーの選手を2グループに分け、20分間取り組みました。

トレーニングスタート。最初のプレーヤーの正確なパスが重要。その後に続く、選手たちの基準となっていきます。

周囲の状況を把握して、どの位置に走りこむかも意識しながらプレーを続けます。

時間の経過とともにテンポアップ。初回に想定していたレベルを超えてプレーした選手たち。今後も定期的に取り入れて、体得を目指していきます。

今後、毎月1つのトレーニングを更新していく予定です。ぜひご覧ください!
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■オスカル ガルシア メソッド部門ディレクターのコメント

プレー中に体の向きを常に調節できる選手は、攻撃の選手にビブスを取られることを防げます。ビブスを取られてしまうと、数秒間プレーに関わることができない時間をなくすことができます。
このような現象が起きることを理解できれば、どんな時でも攻撃の選手がどこにいるかを把握してプレーすることができます。

■アルビレックス新潟U-18 MF 山本 倖生 選手

Q.このトレーニングはどういったことに役立つか?
A.ボールと相手を一度に見ることができる体の向きをつくることが役に立つし、大事だと分かった。
Q.何を学ぶ事ができたか?
A.ボールが右サイドから左サイドに流れている時、ボールウォッチャーになってしまう瞬間があった。気を付けなければいけない。
Q.このコンセプトを習得することで、試合でのパフォーマンスが上がると思うか?
A.上がると思う。守備をする時は、ボールと相手が見えるところにポジションを取り、見えない部分は常に首を振ることが大切だと感じた。



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