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アカデミー&メソッド部門&スクール 指導実践

2021/3/26

2月26日(金)に第1回目の指導実践を行いました。メソッド部門としてだけでなく、アカデミーとスクールのコーチングスタッフが集まり、全員で協力して行ったセッションに関して紹介させていただききます。

<内田アカデミーダイレクターによる指導実践の意図を説明>

今後は、月に2回のセッションを行うことで、トレーニングの構築方法や落とし込みたいコンセプトを担当のスタッフに準備してもらい、メソッド部門が定期的に行っているテクニカルディスカッションの中で、スタッフ間で話した内容をもとに、ピッチ上で表現してもらう形式を予定しています。

<オスカル ガルシア メソッド部門ディレクターからトレーニングの説明>

この日の指導実践では、アカデミースタッフの関大輔U-14コーチ、水野裕太U-18コーチ、佐藤征宏U-12コーチが各自1セッション担当し、トレーニングを行いました。

<関U-14コーチがコントロールする際の判断に関して指示>

指導実践の流れは、担当コーチがトレーニングを行い、その他のスタッフは選手役としてプレー。セッション終了後、4つのグループに別れてグループワーク(5分)を実施。グループ内でフィードバック内容をまとめ、各グループのリーダーが発表。

最後はオスカルディレクターの総括(喝)で終了!(笑)

<各グループに別れてスタッフ間でフィードバックする内容をまとめる>

各部門のスタッフからの指導実践に対するコメント

■内田 潤 アカデミーダイレクター

私が指導者の道を歩み始めた時、片渕浩一郎さん(現サガン鳥栖トップチームヘッドコーチ)を中心に「指導実践」を行い、アカデミー・スクール・レディースコーチングスタッフで意見交換や、時には激論を繰り広げていたのを覚えています。指導者も成長していく必要性はありますし、良い選手を育成していくには、良い指導者が必要なのは当然のことだと思います。アカデミーの目的は、U-15、U-18へ昇格させ、一人でもトップチームへ輩出することがアカデミーの重要な目的の一つです。

指導者はコーチングスキルやサッカーに関する知識があれば良い、指導ライセンスが高ければ良いというわけではなく、中身が伴っていなければいけないと思います。

謙虚で誠実、物事をごまかさない人物。選手・保護者とのコミュニケーション能力に長けた人物。情熱と愛情を兼ね備え、芯の通った人物。さまざまな個性を持った指導者がいます。

これらの個性や強みをもったスタッフが定期的に集結し、「指導実践」を行っていくことでコーチングスキルはもちろんのこと、さまざまな面での成長も促進させていきたいと考えています。

また、スタッフ間のチームワークを、この取り組みからも強固なものにしたいと思います。

選手たちのため・クラブのためにも、我々スタッフが成長し続けられる環境をメソッド部門と連携しながら、今後もさまざまな角度から提供していきたいと思います。

スタッフの取り組む姿勢や振る舞いに、心から感謝します。

■高橋 直樹 スクールマスター

今回、アカデミースタッフとの指導実践にスクールスタッフも参加させていただきました。指導実践では、担当するコーチのトレーニングの構築方法や落とし込みたいコンセプトなどについて、いろいろな意見や考え方などスタッフ間でディスカッションし共有することができ、多くの学びと発見の場となりました。

また、新たなスタッフも加わっての初めての指導実践でしたので、アカデミースタッフとの情報交換やコーチとの交流を行うこともできました。

このような活動を行うことで指導者としての基準を高め、さらには選手の成長を助ける役割にもなるため、継続して参加していきたいと思います。

■オスカル ガルシア メソッド部門ディレクター

メソッド部門としては、より広い範囲でスタッフ間でのテクニカルなディスカッションを実施できることにとても満足しております。アカデミーのスタッフ間でもディスカッションは常に行ってきましたが、今年からは、よりスクールのスタッフの方々との連携もできてくることですし、これを行うことでより“メイド イン アルビレックス”スタイルのトレーニング法というものを創り上げることができるのかなと思っております。この先、アカデミーとスクールが1つの目標に向かっていくことでより一貫した形で進んでいくことができると考えております。



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