【フォト日記】いよいよ、開幕モード!

2009/3/3
長かったキャンプを経て、チームは3月1日に新潟に戻って来ました。昨日1日のオフを挟み、いよいよ今日3日から開幕に向けてトレーニングが再開。3月7日、味の素スタジアムでのFC東京戦を見据えて、練習前、鈴木監督から選手たちには「重要な1週間になる。集中し、コンディションに注意してトレーニングしよう」と、心構えが伝えられました。

吉満フィジカルコーチの元気の良い声にリードされながら、メニューに取り組む選手たちの引き締まった表情ときびきびした動きに、高知、そして静岡で積み重ねてきたトレーニングの充実ぶりがうかがわれます。ボールを使った体幹トレーニング、サーキットといった純粋なフィジカル強化メニューに続いて、グループに分かれてのパス回し。ここでも吉満フィジコの「パスを出したら動く、動いた後の穴を埋める」の声が練習場に響き渡り、選手たちは足と頭をフル回転させていました。

今シーズン、ゴール量産が期待される大島選手も、狭いエリアでタッチ数を限定したトレーニングの中で流れるようにパスを交換。すっかりチームに溶け込んでいることを印象付けてくれました。大島選手にキャンプの個人的な仕上がり具合を尋ねると、「各選手のプレーの特徴や連係の細かい部分を合わせることに時間が掛った」との答え。見方を変えれば、新潟がチームとしてやろうとしていることをスムーズに吸収できたからこそ、キャンプではさらにディティールにまで踏み込むことができたといえるでしょう。

最後はグループでパス交換しながらクロスに合わせるシュート練習で、およそ2時間のトレーニングは終了。練習後の鈴木監督は「開幕戦に向けては、誰が出るか分らない状況。“オレはどうせ出ないから”ではなく、一丸となることが大事」とチームワークを強調する一方で、「若手のトレーニングへの取り組みが良くなっています。集中しているし、これを続けていきたい」と、キャンプから引き続き、チーム全体で質の高い練習が積めていることに手応えを得られているようです。

いよいよ、開幕モードの1週間の始まりです。


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