【フォト日記】レベルアップ!

2009/6/8
3週間の中断期を終え、昨日なでしこリーグ第2クールがスタートしました。アルビレックス新潟レディースは、駒場スタジアムで浦和レッズレディースと対戦しました(第8節)。

キックオフはトップチームの広島戦と同時刻の13時。

新潟Lは7節を終えた段階で1勝1分け5敗で7位、一方の浦和レッズレディースは5勝1分け1敗で首位。最高気温30度のアウェイで厳しい戦いになることは予想されました。しかし新潟Lは、技術や経験で上回る相手に対してひるむことなく、自分たちのサッカーをぶつけていきました。

オープニングシュートは試合開始直後、新潟LのFW菅澤選手。鋭いシュートを放ちますが惜しくもGKの正面でした。さらに前線からプレッシャーを掛け続け、ボールを奪うと素早くサイドへ散らし、クロスを折り返して何度かチャンスはつくりましたが、決定機には至らず。32分、ミスなく集中していた守備陣の一瞬のすきを突かれ相手にPKを与えてしまい、先制を許します。

「疲れた中でもチームでやろうとすることをやりきろう。ミスを人のせいにしない。後半、下を向かず、自分たちで勝利をつかみとれ」と、ハーフタイムに選手たちを鼓舞した奥山監督。レディースの選手たちもそれに応え、走り負けることなく、徐々に自分たちの流れを引き寄せると、78分に大石が放ったシュートがオウンゴールを誘って同点に。ゲームの流れは一挙に新潟へ傾きました。

その後も惜しい場面が続きましたが、1-1で試合終了のホイッスルが鳴り響きました。引き分けながらも誰一人足を止めず、失敗を怖れることなくチャンスを作り出し、体を張って守備を見せる内容のある90分。奥山監督も「第1クールに比べてメンタル面が強くなった」と、手ごたえ十分だったようです。第2クール初戦アウェイでの浦和相手の勝ち点1は、さらなるステップアップのために、とても大きなものになりそうです。

レディースの次戦は6月14日(日)神戸総合運動公園ユニバー記念競技場にてINACレオネッサと対戦(11:30試合開始)いたします。温かいご声援をよろしくお願いします。


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