清水戦前日・8月5日（金）は16時からトレーニングを行いました。夕方と言ってもそこまで暑さが和らぐことはなく、選手たちはウェアに汗を滲ませながらトレーニングに取り組んでいました。

7月16日（土）に行われた清水との第5節を振り返ると、開始早々に石川選手のゴールで先制するも、後半、自陣でのミスでPKを与えると同点に追いつかれます。そのPKで新潟は退場者を出すと、相手にペースを握られ、後半90分に失点を許し、悔しい敗戦となりました。

勝ち点を逃したものの、同点に追いつかれるまではアウェーながら新潟らしいサッカーを見せることができていました。いつ追加点を奪ってもおかしくない狙い通りのゲーム展開。それができていただけに悔いの残る結果となりました。短い期間での再戦となり、選手たちは高いモチベーションを持って試合に臨んでくれるでしょう。

主将の本間選手は「最後に悔しい失点をしてしまったので、その借りを返したい」と意気込みを話します。前節を振り返っては「やりづらさは感じなかったし、いい手ごたえでやれていた」と落ち着いた表情で話していました。後半途中までは自分たちのサッカーができていたことを、本間選手もピッチの上で感じていたようです。

シーズン後半戦の3戦目となります。本間選手も「上に行くためにも8月はチームにとって大事な試合が続く」とここからの試合の重要性を語ります。後半戦を良い形でスタートし、次を勝てば3連勝となりますが「目の前の試合を全力で戦っていきたい」といつもの姿勢を崩しませんでした。本間選手がピッチに立つ限り、新潟のサッカーがぶれることはありません。

18時からは人工芝のピッチでアルビレックス新潟レディースが、明日の試合に向けてトレーニングを行っていました。会場もビッグスワンに変更となり、注目度の高い一戦となりますが、緊張している様子も見せず、いつも通りのプレーを見せてくれそうです。明日は15時半からなでしこリーグ第2節INAC神戸レオネッサ戦。19時からはJ1リーグ第20節、清水エスパルス戦となります。どちらの試合にもぜひ、スタジアムで皆さんの熱いご声援をお願いします。