【フォト日記】嬬恋キャンプスタート!
2016/10/11


今回のキャンプの目的について、「チームとしてひとつになっていくこと。そこは強調していきたいと思っています。今までもそうでしたし、よりそうなっていくように」と片渕監督は語っていました。トレーニング以外の時間でも、共に食事を囲むことを通してコミュニケーションを深め、さらに一体感を強めていきます。

冒頭は日暮ヘッドトレーナーによるコアトレーニングを実施。移動の疲れをほぐすとともに、体幹部に刺激を加えていました。こうしたところから意識高く取り組めるかどうかが、普段の練習から求められている球際の粘り強さにもつながってくるでしょう。

その後ランニングで体を温めた選手たちは、美しく整えられた緑のピッチの上で、ボールを使ったセクションに移っていきました。恵まれた環境でサッカーに打ち込めることへの感謝の気持ちを持って、ひとつひとつのトレーニングに向き合っていきます。

山間部ということで練習前からひんやりした空気が感じられ、日が傾くにつれて気温も下がっていきましたが、それに反比例するように選手たちの熱気は高まっていきました。ポジティブに、チャレンジしていくムードは、チーム全員で作り上げるもの。練習の最後まで、ピッチ上から声が途切れることはありませんでした。

最後のゲーム形式では、さまざまな条件が設定され、体と同時に頭もハードに働かせていかなければならない内容となっていました。自分自身のプレーだけでなく、味方を動かすコーチングについても、高いレベルが求められます。そういった部分の精度も、この期間でより磨き上げていきたいところです。

今日は約1時間半という短めの時間ではありましたが、充実した練習を行うことができました。また明日からも、全員が同じ方向を向いて、努力を重ねていきます。

※宿舎での夕食の時間には、選手たちが笑顔で言葉を交わし合いながら、ワールドカップ最終予選・日本対オーストラリア戦をテレビで観戦していました。アウェイで戦う日本代表を応援するとともに、そこで映ったプレーから参考になる情報を得ていた様子。選手たちの前向きかつ真剣なメンタリティは、ピッチを離れてもはっきりと感じられます。