【フォト日記】一体感を

2019/2/14

今日でトップチームによる高知でのトレーニングは最終日。あとは明日とあさってのトレーニングゲームを残すのみとなっています。午前中、春野総合運動公園陸上競技場は冷たい風が吹きましたが、選手たちは入念に体をほぐして準備を怠らず、ピッチの中を駆けていきました。

このキャンプでたびたび取り入れた、攻撃3人に対して守備が2人という攻防。攻撃はわずか5秒のなかでシュートを打たなければならない、速さと決断力の求められるメニューとなります。ひとつの迷いが生じれば、ボールが足元に停滞してしまうため「ダイレクトでシュートを打ってほしい」と、片渕監督は大きな声で選手たちに指示をしていました。

明日のトレーニングゲームを想定して、11対11人でフルコートの紅白戦も実施されました。互いに手の内を知るチームメイト同士の戦いで、激しいプレスやボールの奪い合いが続きます。今シーズンの立ち上げから強く意識付けされているプレーは随所にあらわれ、こう着する時間帯もありました。

片渕監督にとって「インプットからアウトプットの期間に入っている。選手たちは考えながらプレーしている」ということは、非常にポジティブな要素と捉えています。個人としてのチャレンジ期間はすでに終わりを迎え「規律の中でチームとしてのチャレンジをしていく期間」に切り替わり、屈強な集団を目指していきます。

残酷ですが「ピッチに立てる選手、序列は見えてきたと思う」と、片渕監督は選手たちの心中を察しています。誰もが開幕戦のスタメンを狙っているはずですが、出られないメンバーには「該当しないときの立ち振る舞いが問われる」と、片渕監督は続けました。

一体感を醸成していきたいからこそ、メンバーに選出されなかった選手たちには、コンセプトに沿いながら闘争心を絶やさぬ姿勢が必要とされます。長期の1シーズンを戦い抜くために、誰もが集中力を欠いてはいけません。高いレベルに全員で上ることができれば、目標達成は近づくはず。残りの2日間、選手たちは魂を燃やしてトレーニングゲームに突き進みます。

そして、12日の練習後には力強いサポートがありました。オフィシャルスポンサー「味の素AGF」様が高知キャンプに取り組んでいるチームへ「ブレンディ スティックコーヒー」の差し入れにお越しいただきました!

練習を終えた選手たちは、その場でご用意していただいたコーヒーに舌鼓を打ち「おいしい」と大好評。ビターな香りも漂い、疲れを癒してホテルへ戻りました。味の素AGF様、この度は誠にありがとうございました!



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