【フォト日記】スピードアップ&学校訪問を実施

2019/3/6


ホーム開幕戦まであと3日。午前中に行なわれた全体練習は、硬い空気の中で厳しい練習が続きました。攻守に分かれて意思疎通を高めるトレーニングで、守備を担当するのは栗原ヘッドコーチ。選手たちのラインの上下動や、浮き球を弾き返す方向を見極めて指示を出しています。チームとしての動きを統一するため、大武選手は「ラインアップ!」などと大声を出して、リーダシップを発揮していました。



終盤のゲーム形式では、39日に対戦する柏レイソルを想定しながら、プレースピードをアップしていきます。「J2リーグでも強い柏と対戦できるのは楽しみ」と戸嶋選手が言うように、タレントをそろえる柏に打ち勝つためにも、精度とスピードを極限まで高めてトレーニングに打ち込んでいます。
午前のトレーニングを終えた後、ホームタウン活動としてトップチーム選手による小学校訪問を行いました。渡邊泰基選手は新潟市立笹山小学校、戸嶋祥郎選手は新潟市立結小学校、川口尚紀選手は新潟市立鏡淵小学校を訪問しました。

笹山小学校の全校児童を対象に行われた交流の時間での冒頭では、「みんなからの質問にできる限り答えるので、何でも聞いてください!」と泰基選手がご挨拶しました。
「どうしたら強い体になりますか?」の質問には「いろいろなスポーツを全力でやること」答える泰基選手。自身も小学校の頃は野球やバスケットボールも全力で楽しんでいたそうです。

リフティングの最高回数を聞かれ、「小学校の時、リフティング500回はできたかな?」と答えると、児童のみんなからリクエストが!みんなが回数を数えるなか、リフティング100回を披露すると、児童から大きな拍手が沸き起こりました。

笹山小学校は来年3月に廃校が決まっています。「自分も新潟から一人で群馬の高校に進学して、誰も知っている人がいなくて不安でした。最初は友達とコミュニケーションをとるのは大変かもしれないけど、心配しないで。自分からどんどん友達に声をかけていこう!」と、来年は新しい環境で新学期をスタートする児童のみんなにメッセージを送りました。笹山小学校の皆さん、ありがとうございました!

結小学校6年生118名の大きな拍手で迎えられた戸嶋選手。選手時代から学校訪問をはじめとした活動の大切さを知る内田潤U-15監督の進行で、レクリエーションを行いました。巧みな進行で、あっという間にコミュニケーションを深めていきます。

6年生4クラスから1つずつ出た質問に対して、真摯に答える戸嶋選手。副キャプテンとして心がけていることを聞かれると、「役割を与えられていることに感謝して、行動で示すこと」と優しく語りかけます。そしてアルビレックス新潟を、戸嶋祥郎という選手を好きになってもらう努力をしていると話してくれました。ピッチ以外の活動でも、全力で誠実に取り組む戸嶋選手らしさがうかがえました。

間もなく卒業を控えた6年生に対し、サイン入りの直筆メッセージを直接贈呈しました。「夢や目標に向かって、次の舞台でも頑張ってください!」という戸嶋選手の直筆のメッセージは、来月から中学校に進学する皆さんの支えとなってくれることでしょう。

鏡淵小学校を訪問した川口選手が驚いたのは、きれいに整備された芝生の校庭。晴天の中、外で思いきり動けることを川口選手も児童の皆さんも楽しみにしていました。

「食事は何を食べていますか?」という質問に対し、「肉や野菜などいろいろ食べるけど、大きなどんぶりで大盛りのご飯を2杯食べるよ!」と答えると、子どもたちはとても驚いた様子。川口選手の話を通じて、児童の皆さんも食事の大切さを知ったに違いありません。

最後には、児童の皆さんから大きな「アルビレックス」コールをいただきながら、名残惜しそうにハイタッチで送り出してもらいました。児童の皆さんひとりひとりから、手づくりのメッセージを贈ってもらった川口選手。今週末のホーム開幕戦、そして今シーズンを戦うためのエネルギーになったに違いありません。

アルビレックス新潟では、学校訪問で子どもたちと交流を深めるとともに、プロサッカー選手という仕事を通じて将来の目標について考えるきっかけをつくり、夢に向かって努力することの大切さを選手自身の言葉で、児童・生徒の皆さんにお届けしてまいります。
小中学校はもちろん、病院や施設などへの訪問も積極的に実施してまいります。ご要望やアイデアがございましたら、アルビレックス新潟広報部(TEL 025-257-5811 E-mail manager@albirex.co.jp)までお聞かせください。



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