是永大輔 代表取締役社長より新年のご挨拶

2020/1/1

あけましておめでとうございます。

サポーターの皆さん、後援会の皆さん、パートナー企業の皆さん、ボランティアの皆さん、そして全てのアルビレックスファミリーの皆さんと一緒に新年を迎えられること、とても嬉しく思っています。

2019シーズン、社長という立場でクラブに関わらせていただき、皆さんには感謝してもしきれないほどの愛情と情熱をたくさんいただきました。シーズン中は想像したような現実が続かなかった分、皆さんひとりひとりからいただくエネルギーにクラブは支えられました。

「シーズンパス買ったよ!」
「友だちを誘ったよ!」
「後援会を増口したよ!」
皆さんひとりひとりが自分ごととして前向きにクラブを支えていただいた結果、とても苦しい状況でしたがクラブの経営を改善することができました。

また、昨年の試合結果が芳しくなかった時期、皆さんにご協力いただき「ビッグSMILEスタジアム」キャンペーンを実施させていただきました。「世界に誇るスタジアムを一緒につくろう!」と。

ここでも自分ごととして皆さんに賛同していただいた結果、時間が経つにつれてプレー中の拍手がどんどん増えるだけでなく、前向きな声援をたくさんいただくことができました。そして数カ月後には素晴らしい雰囲気が満ち満ちていました。

すると、
ホームゲームの戦績は97日から61分。
現在も5連勝中です。
「皆さんのサポートが、試合結果にここまで表れるのか…!」
と、サポーターの皆さんの大きさを改めて感じました。

これらはいくつかの事例に過ぎません。あらゆる面で、皆さんひとりひとりのポジティブな行動はチームの経営や試合結果に反映されます。「アルビレックス新潟はみんなのクラブ」ということを、改めて痛感しました。心より感謝申し上げます。

さて、クラブとして新しく歩みを始める2020シーズン、(いつもお伝えしていることと重複してしまいますが)感じていることをお伝えさせてください。

フットボールクラブの存在価値は、皆さんに「勇気を与えること」です。
いい試合、魂を込めた試合をお見せして、
「明日、仕事頑張ろう!」、「学校で勉強頑張ろう!」など、
関わる皆さんの気持ちを前向きにすることがクラブの本質的な価値です。

そして、アルビレックス新潟の目標は100年続くクラブになること、です。ひとつの時期に良い成果を残すだけでなく、未来永劫、成果を残し続けること。必要とされる存在になり続けること。

その最終目的地は「電気・ガス・水道・アルビレックス」。
それは、地域社会のインフラになること。
そして、コミュニケーションの基盤となること。 

アルビレックス新潟がピッチの内外で皆さんの「誇り」となり、僕たちの子どもや孫たち、そのまた子どもたちがこのクラブに参加し、たくさんの人々を巻き込み、そして語り継いでいく。

そんな嬉しい未来を想像しながら、クラブは新しい歩みを始めました。

だからこそ、そのために、今こそ大いなる成果が必要だと思っています。
100年続く未来のために。

 

J2は簡単な戦いではありません。
上手くいくことばかりではないでしょう。
しかし、皆さんとひとつになって戦うことができれば、「それ」は間違いなく近づくと確信しています。

 

アルビレックスファミリーの力で、みんなで、一緒に!
みんなで、一緒に、J1に昇格しましょう!


令和二年 元旦

アルビレックス新潟
代表取締役社長 是永大輔



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