【フォト日記】ゴンサロ ゴンザレス選手が新潟市立江南小学校の皆さんと交流

2020/12/17


東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会開催を契機に、オリンピック・パラリンピック教育を推進するホームタウン新潟市による「オリンピック・パラリンピック・ムーブメント全国展開事業」に2018年より協力しておりますが、今年もアルビレックス新潟の外国籍選手が参加協力しています。
今年度最後となる第5回目の実施は、新潟市東区にある江南小学校の6年生計57名を対象に、16日(水)午後に実施しました。


ゴンサロ選手の母国、ウルグアイは牛肉の消費量が多い国。約345万人の人口に対し、牛が約1,200万頭いるそうです。ウルグアイの代表的な食べ物は、「アサード」と呼ばれる牛肉のバーベキュー。ゴンサロ選手は「(アサードは)すごくおいしいし、ウルグアイが近かったら持ってきてみんなで食べたいくらい」と話したのに続けて、「肉を好きな人は手を挙げて!」と児童の皆さんに声をかけていました。ちなみに、ゴンサロ選手がお気に入りの日本の食べ物はラーメン。江南小学校の先生から、おススメのラーメン屋さんを教えてもらうと「帰国する前に行ってみるよ」と笑顔で答えていました。


授業は、日本とウルグアイを比較した話で進行していきました。テーマの一つは「気候」。「(ウルグアイは)夏は日本ほど暑くなくて、冬は日本ほど寒くない」とのこと。初めての雪と寒さに慣れていないというゴンサロ選手は、児童の皆さんにどんな防寒対策がいいか尋ね、冬の生活の必需品、カイロを教えてもらっていました。ゴンサロ選手から児童の皆さんに対して問いかける場面が多く、児童の皆さんとの交流を楽しんでいました。


児童の皆さんからたくさんの質問が寄せられましたが、質問に答えるだけでなく、児童に対しても問いかけて積極的に盛り上げていたゴンサロ選手。「子どもの頃にどんな夢を持っていましたか?」という質問に対して、「プロサッカー選手になること。その夢を達成した今は、ワールドカップでウルグアイが優勝すること」と答えたのに続けて「ところで、何か夢や目標を持っているの?」と質問をしてくれた児童に問いかけました。「剣道で優勝したい」と答えると、ゴンサロ選手は「努力すれば必ず叶うから、頑張ってね。自分は剣道を知らないから、機会があれば教えてほしい」と交流を深めていました。


ゴンサロ選手が「すごくいい、そしてすごく難しい質問」と話したのが、「アルビレックス新潟がJ1に上がるためには?」という質問。「まずは勝つこと。1試合1試合集中すること。今年の課題を繰り返さないように修正して、来年に向けてやっていきたい」と話し、「来シーズン、応援に来てくれる?応援に来てくれて、J1に昇格したら僕のユニフォームをあげるよ」と約束していました。



「一緒に話せて、一生懸命話を聞いてくれて感謝している。自分の夢が叶うように頑張ってほしい。本当は直接話をしたかった。今度は僕が質問しに行くよ」と話したゴンサロ選手。児童の皆さんへのプレゼントとして、ONE NIIGATAユニフォームにサインとスペイン語で「江南小学校の皆さんへ、愛情を込めて」、そして「ありがとうございます」とメッセージを書き添えていました。江南小学校の皆さん、ありがとうございました。ゴンサロ選手が終始笑顔で楽しくお話できたのは、皆さんのおかげです。

新型ウイルスの影響により、昨年までから大きく変わってZoomによる交流が主となりました。実施に当たってご理解・ご協力をいただいた各校の教職員ならびに関係者の皆様、交流を楽しんでくれた児童の皆さん、本当にありがとうございました。



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