トップチームが交通安全講習会を実施

2021/1/29
高知県でのキャンプトレーニングに励むトップチームは今日、ホテルを会場にコンプライアンス研修を実施しました。この研修は、当クラブに設置したコンプライアンス委員会が主催。不祥事防止策の一環として掲げている、「コンプライアンス講習の定期実施」に基づき、第1回目を行いました。


講師には高知警察署の交通課長をお招きし、講習は約1時間。午前中に激しいトレーニングに取り組んだ選手たちですが、法令順守を掲げるクラブに所属する一員として、昼食前に全員が交通課長のお話をしっかりと聞きました。
 

講習の前半は、「一杯だけだし」という気持ちから飲酒運転をした、清掃企業に勤める男性の物語をVTRで鑑賞。女性にぶつかったうえに救護義務違反を犯し、被害者遺族への償いだけでなく、自身の家族や所属企業にも影響が及ぶなど、取り返しのつかないことを起こした内容でした。フィクションでありながら、リアリティを持った描写のドラマを、選手たちは食い入るように観ていました。


後半は、交通課長による講和。飲酒運転を起こした場合に課せられる処罰だけでなく、周囲にも大きな迷惑をかけてしまうことを、実例を挙げながら説明をしていただきました。また、飲酒運転の当事者でなくとも、飲酒者の車に同乗することも同罪になるなど、改めて飲酒運転の罪の重さを共有できました。

その他にも、危険を予知しながら、いわゆる「かもしれない運転」の励行や、後部座席のシートベルトの着用率の低さが問題視されていることなどもテーマに、短い時間でしたが、安全運転について、改めて注意喚起をしていただきました。


「プロサッカー選手は、夢や希望を与える存在であり、多くの人々の憧れの存在。安全運転を心がけ、子供たちの夢を壊すことがないように、日ごろから行動に責任をもってほしい」と、交通課長からの願いを預かり、第1回目の講習は終わりました。これからもさまざまな形でコンプライアンス遵守の取り組みを行ってまいります。


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