アカデミー&メソッド部門:U-12小林高道監督(認知トレーニングエリア担当)によるテクニカルディスカッション
U-12小林高道監督は、以前から認知に関する分析やトレーニングを重ねており、今シーズンから認知トレーニングエリアの担当に就任しました。
※7つのエリア(部門)についてはこちらから
https://www.albirex.co.jp/academy/news/60812/
アカデミースタッフとスクールスタッフを対象とした、テクニカルディスカッションについて紹介します。認知トレーニングの構築方法や認知に対する理解を深めるため、映像を用いて行いました。
まずは、認知の基礎を説明しました。認知とは、「周りの情報をできるだけ多く集めたうえで、いい選択をできるようにすること」です。この部分が最も重要で、プレーの中でより良い判断をし、プレーに繋げるために必要不可欠な要素となります。
認知の理論について話した後、トップレベルの選手の映像を見ながら、認知におけるコンセプトに関して、スタッフ全員で分析を行いました。スタッフ全員が認知のコンセプトに対してそれぞれの考えを発表し合い、お互いの意見を共有していきました。
最後に、小林監督からアルビレックス新潟アカデミーの選手に対して行っている認知トレーニングを紹介しました。トレーニングの中身としては、認知で必要になるコンセプトをトレーニング中に行い、状況を打開するように選手に投げかけていきます。
スタッフ全員が「認知」について意見を出し合い、すばらしいディスカッションになりました。
メソッド部門ディレクター オスカル ガルシア
アルビレックス新潟アカデミーでは1週間に最低1回、認知トレーニングを行っています。小林監督がトレーニングメニューを作成し、2週間に1回のペースで全カテゴリーに配信しています。
小林監督の認知に対する理解度が高く、私と内田潤アカデミーダイレクターも認知エリアの担当としてふさわしいと考えたため、抜擢しました。
アルビレックス新潟アカデミーの選手たちもスタッフも、認知に関する理解を日々深めており、認知トレーニングのレベルも向上しております。