【フォト日記】長期入院している子どもたちとの交流

2021/8/12


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11日(水)の午後、新潟県立がんセンター新潟病院と新潟大学医歯学総合病院に長期入院している子どもたちと、アルビレックス新潟の選手たちが、オンラインで交流する機会が設けられました。
アルビレックス新潟選手会では、ホームゲーム全試合で「チャリティートークイベント」を実施していますが、その一環として今回の企画が実現しました。
新潟県立がんセンター新潟病院には、選手会長の高木善朗選手と早川史哉選手、新潟大学医歯学総合病院には、チャリティートークイベントを発案した福田晃斗選手と千葉和彦選手が、選手を代表して参加しました。


「みんなが楽しんでもらえる時間にしたいと思います」と挨拶した高木選手が手に持っていたのは、試合に勝った後にみんなで勝利を喜び合うプラネタスワン。実際に点灯し、子どもたちに紹介してくれました。サッカーを始めたのは3歳のころで、「家の中でもボールを蹴るくらいサッカーが好きでした」というエピソードも教えてくれました。


「夏は外に出たかったけど、関わってくれた先生や看護師さん、家族、友達のおかげで楽しく生活できました。みんなも周りの人たちと仲良くして、楽しく過ごしてください」と早川選手は、自身の闘病中の経験を踏まえて子どもたちと保護者の皆さんにお話していました。

「千葉選手に負けないように頑張ります!」と挨拶したのは、福田選手。「体力をつけるにはどうしたらいいですか?」という質問に、「僕も左膝の大ケガをして、つい最近復帰しました。一日一日の積み重ねが大切だと思うよ」と、公式戦のピッチに戻るまでの日々を大切にしてきた自分自身の経験を話してくれました。

「どうしてサッカー選手になろうと思ったのですか?」という質問に対して、自身が小学3年生の時に始まったJリーグの影響が大きかったという千葉選手。「『どうやったらなれるか』毎日10分でいいから考えてみてください。毎日やることが大切だよ」とアドバイスを送っていました。

「それぞれの場所で交流できるのは、オンラインならでは。なかなか外出できないので、今回のイベントを子どもたちも楽しみにしていました」と新潟県立がんセンター新潟病院の先生が振り返ってくださいました。参加してくれた子どもたち、保護者の皆さん、病院の先生や看護師の皆さんにとっても、楽しい時間になってくれていたら嬉しいです。皆さん、ありがとうございました!

アルビレックス新潟選手会では、サポーターの皆様と選手たちとの交流の場をデンカビッグスワンスタジアムでつくること、チャリティーを通じてさまざまな事情を抱えている子どもたちの力になることを目的に、長期入院している新潟県内の子どもたちにクリスマスプレゼントを贈るために、ホームゲームの際、イベントステージでチャリティートークイベントを行っています。
https://www.albirex.co.jp/news/60538/

次節、822日(日)SC相模原戦でも実施を予定しています。ホームゲームにお越しの際は、ぜひイベントステージにもお立ち寄りください。




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