アルベルト プッチ オルトネダ監督 退任のお知らせ

2021/11/22

いつもアルビレックス新潟に温かいご声援をいただきまして、誠にありがとうございます。
このたび、トップチームのアルベルト プッチ オルトネダ監督(53)が、2021シーズンをもって退任することが決定いたしましたので、お知らせいたします。なお、12月5日(日)に開催する2021明治安田生命J2リーグ第42節 FC町田ゼルビア戦が同監督の最後の指揮となります。また、後任の監督につきましては、決定次第お知らせいたします。

アルベルト プッチ オルトネダ 監督 Albert PUIG ORTONEDA
■生年月日
1968年4月15日(53歳)

■国籍
スペイン

■資格
ナショナルコーチUEFA PROライセンス

■経歴
1984 - 1988年 Turo School U14コーチ
1988 - 1992年 FC Cambrils アカデミーコーチ
1995 - 2001年 Cambrils Football School アカデミーコーチ
2001 - 2003年 Reus Deportivo U14コーチ
2003 - 2005年 FC Barcelona スカウト
2005 - 2010年 FC Barcelona アカデミーコーチ
2010 - 2014年 FC Barcelona アカデミーダイレクター
2014 - 2015年 ガボン共和国 テクニカルダイレクター
2015 - 2017年 Cordoba CF外部 アカデミーダイレクター
2016 - 2019年 De Anza Force テクニカルダイレクター
2017 - 2020年 Athletico Petro Luanda アドバイザー
2018 - 2019年 New York City FC ヘッドコーチ
2020 - 2021年 アルビレックス新潟 監督

■監督コメント
このたび、私はとても難しい決断を自ら下し、今シーズン終了をもってアルビレックス新潟の監督を退任することにしました。まずは、私と私の家族を温かく迎え入れてくださった新潟の皆さんに感謝の気持ちを伝えます。皆さんの深い愛情とサポートのおかげで、私たちは故郷にいるかのように過ごすことができました。新潟は私たちの心の一部です。本当にありがとうございました。

就任当初、選手やサポーターの皆さんに私が強調したのは、「新潟という地に対する誇りを持ってほしい」ということでしたが、この2年間で私自身こそが新潟への誇りを実感できるようになりました。それは、新潟に住む人々の温かさ、遠くから新潟の地に想いを寄せる全国各地の素敵な新潟人の方々のおかげです。

就任1年目は、それまでに根付いていたプレースタイルから、別のスタイルへ変更するという、難しくもやりがいのある仕事でした。私自身も日本のサッカーに適応しなければなりませんでしたし、選手はもちろん、クラブも私が求めるプレースタイルに適応しなければなりませんでした。また、新型ウイルスの影響やケガを負う選手も多く、加えてスポーツ以外のテーマによってもクラブが揺れ、難しいシーズンだったと振り返っています。しかし、その難しいシーズンを皆さんと共に過ごしたことで、私たちはさらに強くたくましくなれたのではないでしょうか。

2年目の今季は、期待していた通りにプロジェクトが進んでいきましたが、細部のところで足りない部分があり、残念ながら皆さんの期待に応える結果を成し遂げられませんでした。それでも私は、今シーズンは成功であると捉えています。なぜなら、継続的にいいサッカーを表現できるようになり、毎試合多くのサポーターの皆さんにスタジアムへ足を運んでもらえたからです。

この2年間で目指してきた方向性を、今後もクラブが継続してくれることを心から願っています。継続することがクラブの更なる成長を促し、遠くない将来に大きな成功をもたらし、そして、その成功を維持することに繋がると信じているからです。

サポーターの皆さん、アルビレックス新潟のプレースタイルを決めるのは、クラブではありません。このスタイルをサポーターの皆さんが評価し、楽しんでいただいているのであれば、今後はサポーターの皆さんこそが、クラブがこのスタイルを継続できるようにサポートしてほしいと思います。プレースタイルを決める、そして守る役割を担っているのは、サポーターの皆さんです。

私は、これまで表現してきたサッカー哲学と共に、今後もプロの監督として歩んでいきたいと思います。新潟で表現してきたサッカーは、日本のサッカー界にとって有益であると私は心から信じています。同時に、私はこの国が大好きですから、今後も日本サッカーにより良い影響を与えられるような仕事に携わることができれば光栄です。

最後に、美しい新潟の地に私を導いてくださった是永さん、いつも私に敬意と愛情を示してくださった中野社長、無条件にサポートしてくださった寺川強化部長、そして、私が新潟にやって来た初日から温かく迎え入れてくださった各部署の素晴らしくプロフェッショナルなスタッフの皆さん、心より感謝しています。もちろん、選手のみんなにも感謝しています。きみたちがいなければ、私は人としても監督としても成長することができなかったでしょう。私に成長する機会を与えてくれてありがとう。また、共に戦い喜びや悲しみを分かち合ってきたチームスタッフのみんな、そして、たくさんの愛情と励ましを与えてくださったすべての人々に心から感謝しています。皆さんと共に過ごした時間は私にとって宝物です。本当にありがとうございました。
VISCA ALBIREX i NIIGATA!!!!

■監督退任についての記者会見について
2021年11月24日(水)に、アルベルト プッチ オルトネダ監督の退任に関する記者会見を行う予定です。一般の方はご参加いただけません。なお、会見の様子は当クラブでも撮影し、当日中にクラブ公式YouTubeチャンネルで配信する予定です。

・出席者
アルビレックス新潟 監督 アルベルト プッチ オルトネダ
株式会社アルビレックス新潟 代表取締役社長 中野 幸夫


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