【フォト日記】渡邉基治コーチが新潟市立南浜小学校を訪問

2021/12/21



昨日20日(月)、トップチームの渡邉基治コーチが、母校である新潟市北区にある南浜小学校の総合的な学習のゲストティーチャーとして参加しました。渡邉コーチは2019年から3年続けて、オフシーズンに母校の後輩に話をさせていただく機会をいただいてきました。今回は、キャリア教育の一環として「これからの世界を生きる私たち~生き方を考える」と題された授業が実施されました。

※過去の訪問の様子はこちらから
【フォト日記】トップチームスタッフがホームタウン新潟市の小学校を訪問
https://www.albirex.co.jp/news/58577/

【フォト日記】新潟市立南浜小学校「地域と学校ウェルカム参観日」に参加
https://www.albirex.co.jp/news/60137/


冒頭に、「僕は『サッカーが大好きです』」と自身の軸となる想いを話した渡邉コーチ。ポルトガル語通訳からキャリアをスタートし、その後通訳兼アシスタントコーチ、今シーズンからはコーチとして活躍していますが、通訳もコーチも、仕事の本質は「人と人をつなげること」が共通していると語っていました。

「ポルトガル語は世界でどのくらいの人たちが使っているか」「世界の人口は何人か」、社会の授業のような切り口で児童に問いかけるだけでなく、一人ひとりを名前で呼ぶことで、児童との距離を縮め、和やかな雰囲気をつくっていた渡邉コーチ。「学校での勉強も、すべてサッカーにつながっています。すべてが大事だということに、数年前に気づきました。何のために勉強するかと言ったら、『人生の選択肢を増やすため』『未来を創るため』」と実感を込めて語る先輩の言葉は、児童の皆さんの心に刻まれたはずです。

コーチの仕事として、「ピッチ内のコーチング」「トレーニング中のオーガナイズ」「セットプレーの攻守のコーディネート」を挙げた渡邉コーチは、児童の皆さんがイメージを持ちやすいよう、今シーズンのゴールシーンをまとめたハイライトを準備していました。

「チームの勝利に貢献すること」「ブラジル人選手がチーム、新潟になじむこと」「アルビレックス新潟を離れた選手たちの言葉」を挙げたのに加え、「人々に夢や感動を与える」ことを仕事のやりがいと話した渡邉コーチは、今年、高校時代の恩師からいただいた「アルビがいい試合をしているから、新潟が元気になっている」という言葉に大きな影響を受けたそうです。「夢を持つと興味を持ち、興味を持つと調べるようになります。調べるということは、勉強するということです」と児童の皆さんに「夢を持とう!」とメッセージを送った渡邉コーチ。ある児童の保護者は渡邉コーチの同級生とのことで、地域のつながり、人と人とのつながりを改めて実感しました。

毎年、貴重な機会をいただいている南浜小学校の皆様、地域の関係者の皆様、本当にありがとうございました。



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