【SHIBATA環境アクション】アルビレックス新潟U-18選手がグリーンカーテン設置に挑戦!―ゴーヤの播種―

2025/4/23

アルビレックス新潟のホームタウンの一つ、新発田市はゼロカーボンシティ(2050年までに温室効果ガス排出量を実質ゼロにすることを目指す旨を、首長自らが公表した地方自治体のこと)の実現を目指し、「SHIBATA環境アクション」に取り組んでいます。さまざまな取り組みを行っていますが、「市民の認知が不足している」「高校生以上の年代に対する啓発が不足している」という課題解決の一助として、アルビレックス新潟が協力し、情報発信や環境活動を実施することとしています。
(関連ニュース:https://www.albirex.co.jp/news/67412/


4月18日(金)午後、アルビレックス新潟U-18に所属する高校1年生の選手6名が向かったのは、新発田市内にある新潟県立新発田農業高校。同校は、新発田市が地球温暖化防止と夏の省エネ啓発を目的に実施している「グリーンカーテンプロジェクト」に協力しており、活動に使うゴーヤの苗を栽培しています。生育された苗は、新発田市内の保育園・認定こども園や小中学校などで、グリーンカーテンに育てられています。
また、トップチームで活躍する選手の育成を目標とするアルビレックス新潟U-18は、ピッチ外で社会と繋がり、視野を広げていくために、さまざまな活動に取り組んでいます。今回、グリーンカーテンの設置を目標に、ゴーヤの播種(種植え)から一緒に活動させていただきました。
(参考:グリーンカーテンプロジェクト)
https://www.city.shibata.lg.jp/kurashi/gomi/chikyu/1020777/index.html


最初に取り組んだのは、土づくり。乾いた土ではゴーヤが育たないそうで、始めのうちに水を含ませます。



ゴーヤはウリ科の植物で、種皮が固いのが特徴です。土と同様に、種にも充分水を含ませ、柔らかくする「浸種」という工程が必要となります。


ゴーヤは発芽するときに隠さないと、芽が出ないそうです。覆土という作業で、植えた種を土で丁寧に覆っていきます。


植えられた種は、室温を保たれた専用のビニールハウスに移されます。土の水分を蒸発しにくくするため、ここでも充分に水を含ませています。発芽しやすくするように、新聞紙で包むことがポイントだそうです。


最初は両者ともに緊張は隠せませんでしたが、時間が経つにつれて打ち解ける姿が印象的でした。今回の工程は、新発田農業高校の生徒の皆さんがU-18の選手たちに丁寧に教えてくれていました。農業を学ぶために同校に進学し、農業の良さを広めたいという志を持つある生徒は「初めて教える立場をやってみて、緊張して、最初はうまくいかなかったけど、途中から自然に伝えられるようになりました」と今日の工程を振り返っていました。


「種から触れると、自分の想いが入ります。育ったゴーヤがどうなるか、収穫して食べるところまでできるといい」と話した藤原徠偉翔選手は、プレーだけでなくピッチ外でも地域に貢献できる選手になりたいと、「サッカー以外でも、新潟や地域を思って活動している」谷口海斗選手を見本にしているそうです。

なお、クラブとしては、今回の取り組みは、農業体験を生徒ならびにアルビレックス新潟の選手の人材育成に活かし、地域への理解を深め、愛着心を育むことを目的に実施する農業体験教育「AGRIREX(アグリレックス)」としても位置付けています。
(関連ニュース:https://www.albirex.co.jp/news/65853/

グリーンカーテン設置に向けた今後の活動は、アルビレックス新潟アカデミーのInstagramでも発信してまいります。ぜひフォローいただき、新潟の未来を担う選手たちの姿にご注目ください。

アルビレックス新潟アカデミー (@albirex_niigata_academy)
https://www.instagram.com/albirex_niigata_academy/


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