【スマイルプロジェクト】早川史哉選手が新潟市立東新潟中学校を訪問
2025/10/22
10月15日(水)午後、早川史哉選手が新潟市立東新潟中学校を訪問しました。「早川史哉選手と語る会」と題された全校生徒を対象にした講話は、「困難を克服する力」を演題に、同校のPTA文化広報部が企画したもの。 担当教員の進行のもと、インタビュー形式で早川選手のサッカー人生における困難と、それを乗り越えることができた理由についてお話しました。
病気を告げられたときの気持ちを尋ねられると、「もちろんショックではあったけれど、自分のせいでサッカーのパフォーマンスが落ちていたわけではないと分かり、ホッとした。いま、戦わなければならないものがはっきり分かった」と話し、闘病生活の辛さや孤独を感じた経験を振り返りました。
また、「なぜ、再びピッチに戻ろうと思えたのか」という質問には、「周りの人のサポートや、なかなか会えていなかった9歳下の弟に病室で『またサッカーをしている姿を見たい』と言われ、もう一度プロサッカー選手として頑張りたいと思った」と語りました。
続いて、アドバイスをもらいたい、克服したい課題や悩みについて質問をした代表生徒5名。「辛いことがあったとき、どうすればくじけずに前に進めますか?」という質問には、「僕も諦めそうになったことや、くじけたことはたくさんあります。ただ、日常で起こる一つ一つのことに敏感であってほしい。少し失敗しても気にしすぎず、なぜ失敗したのか、次にどうすればいいかを考えて挑戦を重ね、自信をつけていけば、少しずつ前に進めると思います」と答え、生徒たちは真剣な表情で耳を傾けていました。
さらに、「どんな部分が楽しいのか、好きなのかを理解して、最終的にどこを目指しているのかを考えてほしい」と、努力してもうまくいかないときや思い通りに進まないときの向き合い方についても、アドバイスを送りました。
最後に、早川選手は、「いま、中学生である皆さんはとても貴重な時間を過ごしていると思います。だからこそ、自分が何を好きで、何が苦手で、周りの人にはどんな良さがあるのかを常に考えながら日々過ごしてほしい」と、生徒にメッセージを送っていました。
東新潟中学校の皆さんのこれからのご活躍を願っています。誠にありがとうございました。
アルビレックス新潟では、今回のような学校訪問をはじめ、たくさんの笑顔に貢献するアクションとして、ホームタウン活動を「スマイルプロジェクト」と定義し、笑顔あふれる街づくりに取り組んでまいります。