試合前日となった今日・8月17日（金）は9時半からのトレーニングで汗を流し、調整を行いました。明日の広島戦に向けてしっかりと体を動かし、前日の準備を終えました。また、明日はダブルヘッダーということで、なでしこリーグカップAグループ第4節をアルビレックス新潟レディースがINAC神戸レオネッサと戦います。キックオフは15時。平日はいつも18時からトレーニングを行っているレディースチームはスケジュールを変更して、15時から前日の調整を行いました。


今日のトレーニングは久しぶりの午前練習になったのですが、やはり暑さが選手を苦しめました。いつものように絞れるほどにトレーニングウェアが汗を吸収しており、試合日前日恒例のリラックスゲームも心なしか声が少ないように感じました。クラブハウスに引き上げる選手からも口々に「暑い」の言葉が聞こえます。ナイターゲームで暑さは和らぐことでしょうが、選手にとってはタフな戦いを強いられそうです。


前日のトレーニングではリラックスゲームの前にお楽しみメニューが一つ入ります。今日で言うとウォーミングアップからボール回しに移る合間。今日は手つなぎ鬼が行われました。最初の鬼はブルーノ・カスタニェイラ選手からスタートしたのですが、どんどん鬼が増えていき、最後にはカメラに収まらないほどに広がっていきました。こうなると逃げる方は打つ手なし。早々と逃げることをあきらめ、自ら手を差し出す選手もいました（笑）。前日ということもあり、リラックスするところはリラックスして、メリハリのついたトレーニングとなっています。


そして、こちらはレディースのトレーニング風景です。ロンドンオリンピックにサポートメンバーとして帯同していた上尾野辺選手も今週からトレーニングに合流しています。新潟は現在予選リーグ・Aグループを勝ち点6で首位に立っています。同じ勝ち点で並ぶ神戸に勝つことができれば、決勝トーナメント進出が決定します。予選突破に向けて奥山監督は「いつも通りやるだけです」と力まず、普段と同じ姿勢を見せます。ビッグスワンでの試合については「サポーターはうちのクラブの強み。日本一のサポーターだと思っていますし、その皆さんの前で気持ちの入った試合をしたいと思います」意気込みを話していました。今シーズン初のビッグスワンでの試合に、選手もモチベーションが高まっているようです。


明日のダブルヘッダーに向けて両チームともしっかりと準備をしてきました。トップチームは残留のため、レディースチームは予選突破のため、どちらも負けられない戦いとなります。ぜひ、スタジアムにお越しいただき、皆さんの声援で選手の後押しをお願いします！