第31期(2026年2月1日から2026年6月30日まで)の経営状況について

2026/9/28

株式会社アルビレックス新潟では、2026年9月28日に定時株主総会を開催し、第31期(2026年2月1日から2026年6月30日まで)の事業報告、計算書類等の報告を行い、承認されましたので、お知らせいたします。

なお、第31期の事業年度は2026年2月1日から2026年6月30日までの5ケ月間です。

第30期に開催された2025明治安田J1リーグの結果により、クラブはJ2リーグ降格が決定しましたが、2026/27明治安田J2リーグでの再昇格を目指し、第31期に開催された明治安田J2・J3リーグ百年構想リーグからJ1再昇格に向けた取組みを各部門で進めました。

■2026年6月期の経営状況について

単位:百万円 第28期
2024年1月期
第29期
2025年1月期
第30期
2026年1月期
第31期
2026年6月期
(5ケ月間)
売上高 3,659 4,062 4,514 1,617
売上原価 2,129 3,151 3,599 1,385
販売費及び一般管理費 910 480 461 170
営業利益 620 431 453 62
営業外収益 55 58 58 30
営業外費用 9 12 12 4
経常利益 666 477 499 87
特別損失 0 12 5 0
税引前当期利益 666 466 494 87
法人税及び住民税等 206 131 218 21
当期利益 460 335 276 66


第31期の売上高は16億17百万円、営業利益は62百万円、当期利益は66百万円となっております。Jリーグのシーズン移行に伴い決算期を6月に変更し、第31期は5ケ月間の事業年度となっており、明治安田J2・J3リーグ百年構想リーグに関する業績が反映されております。

トップチームは監督・スタッフを新たに迎え、「走る、戦う、仕掛ける、規律」を合言葉にスタイルの定着と浸透を図りました。

事業面では「Re:ALBIREX」をスローガンに、再び新潟の皆様から応援していただけるクラブとなるため、各部門の取り組みを推進し、また発信も強化しました。J2降格やシーズン移行による影響が懸念されましたが、多くのパートナー企業、サポーターや後援会員の皆様から、激励とともにご理解・ご支援を頂戴いたしました。

■主な経営数値について

単位:百万円 第28期
2024年1月期
第29期
2025年1月期
第30期
2026年1月期
第31期
2026年6月期
(5ケ月間)
売上高 3,659 4,062 4,514 1,617
主な内訳        
└ パートナー収入 1,233 1,338 1,426 592
└ 入場料収入 847 1,010 1,247 417
└ Jリーグ配分金 322 338 332 80
└ 移籍補償金等収入 非公開 153 585 147
         
売上原価 2,129 3,151 3,599 1,385
主な内訳        
└ トップチーム人件費 889 970 1,078 399
└ トップチーム運営経費 232 340 355 138
└ 移籍関連費用 非公開 112 408 128

・パートナー収入は5億92百万円となっております。明治安田Jリーグ百年構想リーグからカテゴリーがJ2となりましたが、パートナー企業に支えられ、前年度と同水準のパートナー収入となっております。

・入場料収入は4億17百万円となっております。明治安田J2・J3リーグ百年構想リーグのホームゲームの入場者数は、リーグ戦11試合(プレーオフラウンド2試合含む)で163,137人、1試合平均14,831人(2025シーズンは22,601人)となり、前年度の入場料収入から減少しております。

・Jリーグ配分金は80百万円となっております。明治安田Jリーグ百年構想リーグからカテゴリーがJ2となることで、Jリーグからの配分金は大きく減少しております。

・トップチーム人件費を含む強化費は6億65百万円となっております。売上高は前年度から減少しておりますが、J1再昇格に向けて、トップチームにはペースを落とすことなく投資を行っています。

■2027年6月期予算について

第32期(2026年7月1日から2027年6月30日まで)は昇降格のあるJリーグが再開されます。「ONE GOAL, ONE ALBIREX.」をスローガンとし、船越監督のもと、最短でのJ1再昇格を目指してまいります。

第32期予算は、第31期と同様に入場料収入、Jリーグ配分金などが第30期と比較し、大きく減少することを見込んでおり、売上高は30億円台となる見込みです。

一方で、最短でのJ1再昇格を目指すべく、明治安田Jリーグ百年構想リーグの戦いをふまえ、選手補強とともに新ポストを含めたスタッフの増強を行っています。トップチームへの投資を積極的に行い、トップチーム人件費を含む強化費は、第31期を上回る予算を設定しております。また、アカデミー組織への投資も惜しまず行い、各カテゴリーにおいて上位進出を目指します。

上記の結果、第32期の予算は数億円規模の赤字決算を見込んでおりますが、クラブライセンス等に抵触することがないよう適切な業績管理を行ってまいります。

■代表取締役社長 野澤洋輔より

まず、第31期を終えることができましたこと、日頃よりクラブを支えてくださっているサポーターの皆様、パートナー企業の皆様、ホームタウンの皆様をはじめ、アルビレックス新潟に関わるすべての皆様に御礼申し上げます。

今回の決算は、Jリーグのシーズン移行に伴い、5ケ月間という特殊な事業年度となりました。

クラブとしては、百年構想リーグだけを切り取って考えていたわけではありません。百年構想リーグから2026/27シーズンまでの1年5ケ月を一つの期間として捉え、その中でチームを強化し、最短でのJ1復帰を目指すことを想定して準備を進めています。

そのため、売上高が減少する中でも、百年構想リーグではトップチームへの投資をできる限り維持し、2026/27シーズンはさらに踏み込んだ強化を行っています。

私たちが考えるトップチームの強化には、選手の獲得はもちろん、選手一人ひとりの力を最大限に引き出し、チームとして勝つ可能性を高めるための環境づくりも含まれています。

その一つとして、2026/27シーズンからは、プレッシャーのかかる状況でも選手が持っている力を発揮できるよう、メンタルコーチを新設しました。怪我をした選手がより良い状態でピッチに戻るまでのプロセスを強化するため、フィジカルコーチも増員しています。そして、試合をより深く分析し、勝利につながる可能性を1%でも拾い上げるため、アナリストも増員しました。

さらに、キャンプ環境の充実や、日々のトレーニング、遠征時のコンディション管理など、選手がより良い状態で試合に臨むための環境にも投資しています。

例えば、移動による負担が大きいアウェイゲームでは、通常より早く現地入りすることもその一つです。実際に秋田でのアウェイゲームでは、移動の負担を考慮し、試合の2日前に現地入りして調整を行いました。

選手を獲得することも強化です。一方で、今いる選手の力を最大限に引き出すことも、同じように重要な強化だと考えています。

一つひとつは小さな差かもしれません。しかし、その小さな差を積み重ね、勝つ可能性を少しでも高めていく。そのために必要だと判断したものには投資をしていく。これがトップチームに対するクラブの考え方です。

一方で、経営面では大きな課題もあります。

百年構想リーグのホームゲーム平均入場者数は14,831人となり、2025シーズンの22,601人から大きく減少しました。

カテゴリーが変わったことによる影響もあります。特にアウェイサポーターの来場者数は、J1では1試合平均約1,900人でしたが、2026/27シーズンでは約500人まで減少することを見込んでいます。

そのような中でも、継続してスタジアムへ足を運んでくださる皆様の存在が、現在の入場者数を支える大きな基盤となっています。

クラブ自身で変えていける部分に、これまで以上に取り組まなければなりません。

新しくアルビレックス新潟に興味を持ち、初めてスタジアムへ来てくださる方をどう増やすのか。そして、一度来てくださった方に、どうすればもう一度来たいと思っていただけるのか。

新規来場と再来場は、クラブとして明確な課題だと認識しています。

これは、サポーターの皆様に「もっと来てください」とお願いするだけで解決するものではありません。

クラブ自身が、「スタジアムへ行ってみたい」、「また行きたい」と思っていただける理由をもっとつくらなければならないと考えています。

そのために現在、【新規来場施策】、【再来場施策】、【スタジアムでの体験価値向上施策】など、これまで以上に新規来場、再来場につながる取り組みを進めています。

第32期は、数億円規模の赤字を見込んだ予算を組んでいます。当然ながら、無計画な赤字を許容はしていませんし、赤字を続ける経営はできません。

だからこそ、チームを強くするための投資と同時に、入場料収入やパートナー収入をはじめとした、クラブの収益力そのものを高めていく必要があります。

J1へ復帰し、J1で戦えるチームへ成長する。

そのチームを継続して支えられるクラブをつくる。

この両輪を同時に回すことが、今のアルビレックス新潟に必要だと考えています。

「ONE GOAL, ONE ALBIREX.」

目標に向けて、ピッチの中だけではなく、クラブ全体でやるべきことを一つずつ積み重ねてまいります。

引き続き温かいご声援をよろしくお願いいたします。

株式会社アルビレックス新潟
代表取締役社長 野澤 洋輔



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