メソッド部門2020シーズン活動進捗報告(3/3)

2021/4/19
いつもアルビレックス新潟に温かいご声援をいただきまして、誠にありがとうございます。
2020シーズン中に、エコノエンジンバルセロナがKPI(業績評価指標)を作成して、メソッド部門が行ってきた活動内容をご報告させていただきます。
今回が最終回となります。

第1回
https://www.albirex.co.jp/news/60373/

第2回
https://www.albirex.co.jp/news/60517/

今回は2020シーズンに行った活動内容の紹介と、1回目に紹介した目標(https://www.albirex.co.jp/academy/news/60373/)に対して行ってきたスマートフィールダー、コー・ラーニングとコミュニケーションのプロセスについて紹介させていただきます。

スマートフィールダー:
2020シーズン、スマートフィールダーで実施したことを2つ紹介します。

(1)トレーニングメニューの共有
アカデミースタッフとメソッド部門では、個人面談を行っています。トレーニングメニューの構築やコンセプト、流れについて話したうえで、実際のトレーニングではどうだったかフィードバックする機会としています。加えて、毎試合後にもスタッフに対してフィードバックを行っています。

(2)各部門の組織化
2020年に2つのエリアを構築しました。1つは認知、もう1つはポジション別トレーニングのエリアです。各エリアのリーダーが、トレーニングメニューを作成します。トレーニングメニューに関してもコンセプトや詳細を含んだ形で作成し、スタッフ全体に展開した後に、各スタッフがチームトレーニングの中に落とし込みます。

コー・ラーニング:
2020年、初めてアルビレックス新潟アカデミーでコー・ラーニングの活動を行いました。
まず、U-18の選手達を対象に行いました。新型ウイルスの影響により屋外で活動ができなかったため、リモートワークで行いました。選手達が映像分析を行い、互いに分析した内容をコメントし合う形で進めていきました。
2回目は、U-13の選手達を対象に行いました。内容はほぼ同じですが、映像分析ではなく、実際に上のカテゴリーの選手達のプレーを見て分析を行いました。
最後は、スタッフ同士でお互いのトレーニングを分析し合い、修正する内容を確認し合いました。
この目的は、普段指導を受ける立場の選手達が互いにプレーの分析をし合うことで学びを深め、選手のサッカー理解度をより高くすることです。

コミュニケーション(広報活動):
コミュニケーションという項目は、2つのブロックに分かれます。
(1)内部でのコミュニケーション
毎週、クラブ内の各部門長に対して、メソッド部門が行っている内容を報告していました。各部門の方々にもアカデミーで行っている内容を共有するためです。

(2)外部へのコミュニケーション(広報活動)
外部への発信では、雑誌の制作会社様や新聞社様から取材をしていただきました。新潟日報様、朝日新聞様、ラランジャ・アズール様やサッカークリニック様などです。
月に数回クラブ公式サイトに掲載していました。
メソッド部門の活動も含めて、各スタッフが行っている内容を発信しました。

エコノエンジンバルセロナ(サッカーサービス社の部署)KPI(重要業績評価指標)に関する報告は、以上で終了となります。



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