トーマスデンが最終ラインからするするとドリブルで上がり、攻撃を仕掛ける。味方に預けてから自らは１トップのような位置に入り、リターンパスを要求するが、出てきたパスと歩幅がずれてしまい、ボールを失う

鈴木の守備が奏功して最前線で奪い切る。後ろから上がってきた島田が持ち込み、フリーの状態から得意の左足でミドルシュートを放つが、ポープの正面に飛んでしまい、好セーブに遭って得点は奪えず

三戸がゆったりとペナルティエリア右へ進入し、さまざまな選択肢がある中で自ら右足を振り抜く。しかし、目の前の相手にブロックされてしまう

藤原が力強いドリブルで自陣から打開。一気に数的優位の状況となると、最後は右からの横パスに堀米が反応。ペナルティエリア内で決定機を迎え、ダイレクトでシュートを放つが、わずかに枠の左へ外れて３点目のチャンスを逃す

相手がプレスを掛けてくれば左右に散らし、高と島田もうまく顔を出してマイボールを続ける。「チャンピオン」らしく堂々たる戦いを見せている

高が左サイドのディフェンスラインの裏へ強いパスを送る。小見が完全に抜け出しかけるが、深津に足で引っ掛けられ、倒れる

相手のプレスをうまくいなし、的確なビルドアップを続ける

センターサークル内へロングボールが送られる。鈴木が深津を背負い、背後から深津のファウルを受けてマイボールを継続する

攻め込まれる場面ではトーマスデンが中心となってはね返し続けている

１３伊藤ＯＵＴ→１９星ＩＮ

堀米が左サイドの敵陣中央からディフェンスラインの裏へスルーパスを供給。小見がスピードに乗ったまま受けてから素早く左足でシュートを放つ。グラウンダーのコースを描いて枠内へ飛ぶが、ポープに防がれてしまう

ゴール！！！舞行龍ジェームズが縦パスを送り、受けた三戸は今日何度も見せている良いターンで前を向く。三戸は鈴木とのワンツーでペナルティエリア右へ進入し、飛び出してきたポープを見て右足でチップキックのシュートを放つ。ビューティフルにネットを揺らし、「新潟のスター」の完璧な２得点で勝ち越しに成功

三戸が味方からの縦パスを受けると、すぐさま前を向いてドリブルを開始。次々と相手を翻弄して１人の力で守備網を破壊するが、惜しくも相手の粘り強い守備に遭ってシュートは放てない

三戸はダイレクトでシュートを放つが、翁長の粘り強いブロックに遭い、惜しくもネットを揺らせない

奪われても何度も奪い返し、波状攻撃を仕掛ける。堀米がペナルティエリア左角付近で相手ＤＦ２人の間を通す完璧なスルーパスを供給。小見が走り込んでペナルティエリア左からマイナスに折り返し、鈴木がスルーをして三戸が決定機を迎える

島田が持ち味の正確な左足を生かし、自陣からディフェンスラインの裏へロングボールを送る。小見が走り込むが、手前で相手にはじかれてしまう

伊藤が自陣で相手のパスを引っかけ、速攻を開始。鈴木が前線でタメを作って味方の上がりを待つが、相手の帰陣も早く、ここはボールキープを優先して後方へ下げる

敵陣でボールを奪われるが、ポープに対しても連動したプレスを掛け、ポープのミスキックを誘う

鈴木が敵陣を持ち上がり、右の三戸へ預ける。鈴木はそのまま足を止めずにペナルティエリア右へ走って三戸からのリターンパスを呼び込み、右足でゴール右を狙ってシュートを放つ。だが、わずかに枠の右へ外れてしまう

舞行龍ジェームズは前方へのパスコースがないことを見て小島へ下げる

三戸が中央の敵陣浅い位置でドリブルを仕掛けるが、ボール保持を優先し、無理をせずに後方へ戻す

小見が左サイドを縦に仕掛け、中央へ横パスを送る。伊藤が受け、トラップで浮いてしまったことを生かして右足でボレーシュートを放つが、枠の上へ外れてしまう

フィールドプレーヤー全員が敵陣に入って押し込む

右ＣＫを獲得。キッカーがクロスを入れるが、味方のシュートにはつながらず

６秋山ＯＵＴ→２０島田ＩＮ

ホームの大サポーターとともに「得点のムード」を作り出している。このまま勝ち越し点を奪いたい

ミドルシュート、右ＣＫと立て続けに攻め込み、最後は藤原、舞行龍ジェームズ、トーマスデン、小見と続けてゴール前からシュートを放ち続けるが、いずれも相手のブロックに遭い、決定機を生かせず

絶体絶命のピンチだったが、トーマスデン自らの守備でピンチを防ぐ

トーマスデンが小島へ下げようとバックパスを送るが、中途半端になり、Ｖアラウージョにかっさらわれてしまう

鈴木は古巣対戦となる

２２松田ＯＵＴ→２３小見ＩＮ

７谷口ＯＵＴ→９鈴木ＩＮ

舞行龍ジェームズが自陣から右サイドの高い位置へ一気にロングボールを入れる。松田が走り込むが、追い付けずにゴールラインを割る

堀米が相手のロングボールに対して冷静に対応し、ここから攻撃を組み立てる。しかし、伊藤から三戸のボールが乱れ、左サイドのハーフウェーライン付近でタッチラインを割ってしまう

右ＣＫから再開。キッカーの伊藤がクロスを入れるが、はね返される

トーマスデンは接触してしまった中島とハイタッチをかわし、スポーツマンシップを見せる

左サイドから攻撃を組み立てる。最後は谷口が強引に左足でシュートを放ち、右ＣＫを獲得する

キッカーの伊藤が右足でインスイングのクロスを入れるが、相手に頭ではじかれてしまう

右サイドで松田と藤原が華麗なコンビネーションを見せる。最終的に左ＣＫを獲得

三戸がドリブルで持ち上がり、ペナルティエリア左へ進入。おなじみのリズムを作って縦へ仕掛けると、クロスを入れると思わせて奥山を完全に滑らせる。フリーとなって右足に持ち替え、マイナスへ丁寧にパスを送ると、駆け上がってきた伊藤が右足のインサイドでダイレクトのシュートを放つ。しかし、わずかに右へ外れる

同点弾にも動揺せず、この時間帯も後方で落ち着いてパスをつないでいる

伊藤が中央でトラップし、ペナルティエリア手前の中央から素早く右足でミドルシュートを放つ。しかし、惜しくも枠の左へ外れて得点は奪えず

三戸は続けてこぼれ球を収め、ボレーシュートのタイミングを計るが、相手の守備に遭って倒れてしまい、ボールを失う

小島のロングボールを起点に相手のプレスを裏返す。高い位置を取っていた藤原が冷静に後方へ戻し、受けた松田が一瞬のスピードアップでペナルティエリア右へ進入。マイナスに折り返すと、中央で完全にフリーとなっていた三戸がダイレクトで合わせる。しかし、目の前の相手にブロックされてしまう

小島の浮き球が見事に堀米へ通り、攻撃を展開。伊藤が敵陣を縦に持ち込み、右の松田に向けてパスを出すが、高江の良いプレスバックに遭ってボールを失う

この時間帯も自分たちの思うようなボール保持を続けている

松田がハーフウェーライン付近で背後から翁長のファウルを受ける。倒れ込むが、しばらくして立ち上がる

堀米が左サイドの敵陣中央から左足を思い切り振ってクロスを入れる。ニアサイドで相手に触られ、ペナルティエリア中央でボールがこぼれる。谷口が反応するが、先にＤＦにクリアされてしまう

小島が相手の高いディフェンスラインを見て一気に右サイドの高い位置へロングボールを供給。松田と谷口が反応するが、惜しくも追い付けず、右のタッチラインを割る

谷口が中央でタメを作り、左へ展開。走り込んできた堀米が左サイドの敵陣深くからダイレクトでマイナスに折り返す。谷口が反応するが、手前で相手にはじかれてしまう

三戸がペナルティエリア左で前を向き、右足でシュートを放つ。しかし、背後から守備を受けていたこともあり、ゴール方向へ飛ばせない

引き続き、ボールを持ち続け、攻撃を組み立てる

伊藤が左からペナルティエリア手前の中央へドリブルを仕掛ける。右足でのシュートのタイミングを探るが、相手の守備網を見て無理に打たず、後方へ下げる

長い時間ボールを保持し続ける。最後は伊藤が中央から左へパスを送るが、三戸と呼吸が合わず、タッチラインを割ってしまう

松田が右サイドでシザースフェイントを見せ、縦に突破。右足でディフェンスラインとＧＫの間に鋭いクロスを入れるが、ニアサイドで相手に触られ、流れたボールに合わせる味方はおらず。そのままボールは逆後方へ転がる

長い時間ボールを保持している

高が右サイドへ浮き球を展開するが、精度を欠いて相手にカットされる。それでも、高はすぐさま即時奪回の姿勢を見せてプレスを掛け、ボールを回収する

自陣で落ち着いてビルドアップを行う

この時間帯は完全に押し込んでおり、序盤の劣勢の影はない。先制点を機に良い流れが生まれている

三戸が中央から前線へスルーパスを供給。右からダイアゴナルの動きで松田が受けに走り、収めれば決定機という場面を迎えるが、相手のプレスを受けていたこともあり、惜しくもボールを失ってしまう

三戸が左サイドの敵陣深くでボールを持つと、自らのリズムを作り出し、対じした相手を翻弄。何度もフェイントを入れてから最後は右足でクロスを送る。ＦＷのような位置に入っていた藤原がニアサイドへ競りに行くが、ＤＦに頭ではじき返されてしまう

速攻を開始。谷口が右に流れてボールを持ち、最前線の中央へ斜めのパスを出す。しかし、相手にカットされてしまう

今季のリーグ戦、先制に成功した試合は２３試合。２２勝１分け０敗で勝率は９５．７％

ゴール！！！押し込まれる時間が続く中、三戸が自陣でボールを奪ってカウンターを展開。伊藤が持ち上がって全速力で最前線へ駆け上がる三戸へ預けると、三戸はスピードそのままにペナルティアーク内から右足でシュートを放つ。見事にゴール左下に決まり、ファーストチャンスで先制に成功

この時間帯は小島も交えてビルドアップを行い、試合を落ち着かせている

トーマスデンが左サイドのゴールライン際で守備対応。こぼれ球に触りに行くかと思いきや、意表を突いてスルーをし、自らのゴールキックを得る

左サイドから組み立てる。堀米が頭で前線へパスを送るが、谷口にはつながらず、相手に奪われてしまう

立ち上がりは相手の前線からの強烈なプレスを受け、押し込まれているが、これまで通り後方での丁寧なビルドアップを続けている

押し込まれる時間が続くが、舞行龍ジェームズを中心に強固な守備を見せている

この試合で勝利を収めれば、Ｊ２通算２００勝を達成

これにより、最終節はホームで「ウイニングラン」を行うこととなった。シーズン当初から掲げ続けた「１０月２３日」を最高の形で迎え、チケットも早くからソールドアウト。今日こそ白星を挙げてＪ１への良い助走をつけ、サポーターとともに喜びを分かち合いたい

ついに勝ち得た「昇格」の２文字を、リーグ優勝という栄誉とともに飾った。前節は勝てば優勝を決められる状況の中、東京Ｖの守備陣を崩せずに７試合ぶりの完封負け。味スタに駆け付けた「アルビの大サポーター」とともに祝うことはかなわなかったが、翌日の横浜FCの結果により、チャンピオンの座が確定した