がんばろう東北 SMILE PROJECT
「2014 がんばろう東北 SMILE PROJECT」 第1回 招待事業概要
試合
2014年8月2日(土) 2014 J1第18節 アルビレックス新潟vsセレッソ大阪
対象
48名
[1]長内サッカースポーツ少年団 [2]久慈FC
レポート
「2014 がんばろう東北 SMILE PROJECT」の第1回目は、長内サッカースポーツ少年団(岩手県久慈市)、久慈FC(岩手県久慈市)の皆さんに参加していただきました。
8月2日(土)の早朝に岩手県を出発し、子ども達を乗せたバスは昼過ぎに新潟市に到着。到着後、メディアシップ20階にある「そらの広場(展望フロア)」にあがり、新潟平野や信濃川を一望しました。新潟平野で白い輝きを放つデンカビックスワンを見つけると、そのスタジアムの大きさに興奮した様子でした。
続いて、3階に移動をしてオールアルビレックスの歴史や記録を紹介している「アルビミュージアム」を見学。サッカーだけでなく、バスケットや野球のクラブなど沢山の展示物を前にして、熱心に説明を聞いていました。
ビッグスワンに到着!
デンカビッグスワンスタジアムに到着後、アルビレックス新潟 田村貢代表取締役社長から、、「本日は遠いところからようこそ新潟にお越しくださいました。新潟も2度の大きな震災を経験しましたが、全国の皆さんから温かいご支援をいただいて、元気になることができました。ですから、今度は私たちが皆さんに恩返しをする番だと思っています。デンカビックスワンは42,300人収容することができるスタジアムです。今日は、アルビレックス新潟の試合を楽しんでもらって、そしてチームが勝てるよう一緒に応援をしてもらえると嬉しく思います。」とご挨拶させていただきました。
その後、子供たちが楽しみにしていたスタジアム見学ツアー!はじめに、選手ロッカールームを見学。清藤エキップメントマネージャーからロッカールームで準備する物や選手の用具、選手のロッカールームでの過ごし方について説明をしてもらいました。はじめてとなる経験に興奮気味の子どもたちは、目を輝かせながら説明を聞いていました。
選手がストレッチなどをする室内練習場では、実際に選手が使用するボールを蹴ってみました。
記者会見室では、記者席に座ったり、会見を行う監督気分を体験。他にも、展示室でビッグスワンのこれまでの歩みや歴史に触れたり、ゲスト専用のVIPラウンジで楽しく夕飯をとりました。
ピッチレベルに降りたあと、大型映像装置でご招待したことを紹介させていただくと、会場サポーターの皆さんからは温かい拍手を子どもたちに送っていただきました。
試合前にはピッチに向かう選手達とのハイタッチや、ウォーミングアップを見学しました。 その後、観戦席へ移動し、試合観戦をして充実した1日目を終えることができました。
アルビレックス新潟ジュニアと交流試合!
セレッソ大阪戦を観戦した翌3日(日)に新潟聖籠スポーツセンター・アルビレッジでアルビレックス新潟ジュニアと交流試合を実施。試合前には3チームが集合して挨拶を交わしました。
交流戦の様子。大変暑い中での交流戦となりましたが、子どもたちは出せる力を最後まで出して、精一杯プレーしました。
交流戦の後には、急遽レディースチーム能仲監督に登場していただきました。
「震災が起こった2011年、私はなでしこジャパンのテクニカルスタッフとして、2011FIFA女子ワールドカップ出場を予定していました。当時、震災直後の大変な状況下で、出場しても良いものなのかと悩んでいましたが、被災された地域の方々からチームにたくさんの応援メッセージをもらいました。その時、私たちは勇気をもらい、出場する決意を固めることができました。今日この場を借りてみんなに『ありがとう』と言わせてください。」と、メッセージをいただきました。
みんなで記念撮影を一枚。
オレンジカフェで憧れの選手と対面!
交流戦終了後は、クラブハウスレストラン・オレンジカフェに移動。そこへ練習を終えたばかりの大井健太郎選手、田中亜土夢選手、舞行龍ジェームズ選手、小林裕紀選手の4名にサプライズ登場してもらいました。選手が登場すると、子どもたちから驚きの声と選手への大きな拍手がレストラン内に響き渡りました。握手会とサイン会をし、最後に選手を代表して大井キャプテンから、「短い時間でしたが、みんなと触れ合うことができて楽しかったです。みんなが大きくなる頃、自分はその時は選手としてではないかもしれないけど、コーチとして待っているので、サッカー選手を目指して頑張ってください。そして、サッカーができる環境を与えてくれている親や周りの人たちへの感謝の気持ちを忘れずに、元気にプレーしてください」と激励のメッセージが送られました。
「2014がんばろう東北 SMILE PROJECT」第1回目は、本プロジェクトにご賛同いただいた皆様のご支援に支えていただき、無事に終了させていただくことができました。皆様からの温かいご支援に、心より感謝申し上げます。
招待事業活動報告
- 2012年11月17日 第32節 川崎F戦 大船渡三陸FC、大槌SCJr(計43名)
- 2012年11月17日 第32節 川崎F戦 大船渡三陸FC、大槌SCJr(計43名)
- 2013年4月20日 第7節 横浜FM戦 花輪サッカー少年団、高田フットボールクラブ(計50名)
- 2013年7月13日 第16節 FC東京戦 千徳FC、釜石ロビンFC(計36名)
- 2013年9月14日 第25節 大宮戦岩泉サッカースポーツ少年団、デルフィーレ田老(計45名)
- 2014年8月2日 第18節 セレッソ大阪戦 長内サッカースポーツ少年団、久慈FC(計48名)
- 2014年8月16日 第20節 大宮アルディージャ戦 FC山田ヴェルエーニ、FC宮古フェニックス(計42名)
- 2014年10月18日 第28節 ヴァンフォーレ甲府戦 FC釜石、FCサン・アルタス大船渡(計38名)
- 2015年8月22日 2ndステージ 第6節 浦和レッズ戦 日立木SC、FC原一、相馬東部SS(計50名)
- 2015年9月26日 2ndステージ 第12節 川崎フロンターレ戦 大野FCスポーツ少年団、相馬サッカースポーツ少年団(計50名)
- 2016年6月25日 1stステージ 第17節 サガン鳥栖戦 相馬FC、相馬サザンFC(計56名)
- 2016年9月25日 2ndステージ第13節 鹿島アントラーズ戦 新地SSS、相双トレセンU-12(計43名)
- 2017年11月18日 第32節 ヴァンフォーレ甲府戦 千徳FCスポーツ少年団、花輪サッカー少年団(計39名)
- 2018年9月15日 第33節 ツエーゲン金沢戦 釜石FC(計35名)
- 2019年7月13日 第22節 横浜FC戦 千徳FC(計28名)
- 2019年11月24日 第42節 V・ファーレン長崎戦 大槌サッカークラブ・ジュニア(計18名)
- 2020年11月1日 第30節東京ヴェルディ戦 浅川サッカースポーツ少年団(計15名)
- 2020年11月8日 第32節ギラヴァンツ北九州戦 NPO法人水石フットボールクラブ(計15名)
- 2021年11月13日 第39節愛媛FC戦 J-VILLAGE.S.C(計13名)
- 2022年8月20日第32節ロアッソ熊本 豊間サッカースポーツ少年団(計19名)、2022年9月2日第34節大分トリニータ戦 FCヴェルジナーレ(計24名)
- 2023年9月23日 第28節 横浜FC戦 草野緑松サッカースポーツ少年団(計22名)、2023年11月11日 第32節 FC東京戦 O solo内町(計25名)