がんばろう東北 SMILE PROJECT
「2015 がんばろう東北 SMILE PROJECT」 第2回 招待事業概要
実施日
2015年9月26日(土)~27日(日)
試合
2015年9月26日(土)2015 明治安田生命J1 2ndステージ 第12節 アルビレックス新潟vs川崎フロンターレ
対象
[1]大野FCスポーツ少年団(福島県相馬市)24名(選手:14名 / 引率コーチ・保護者:10名)
[2]相馬サッカースポーツ少年団(福島県相馬市)26名(選手:14名 / 引率コーチ・保護者:12名)
レポート
「2015 がんばろう東北 SMILE PROJECT」の第2回目は、大野FCスポーツ少年団(福島県相馬市)、相馬サッカースポーツ少年団(福島県相馬市)の皆さんに参加していただきました。
招待1日目は、新潟に到着後、アルビレックス新潟主催のサッカーフェスティバル(県内外から計12チームが参加)に参加していただきました。清々しい気候となりサッカー日和の中で、アルビレックス新潟ジュニアとの闘いの際には、「強い相手だとは思うけど頑張る!」と闘う気持ちを見せてくれました。
早朝に福島を出発したこともあり、フェスティバル後半戦に少し疲れも見えましたが、それでもお互いに声を掛け合って試合終了まで精一杯プレーを続けていました。
また、今回のご招待チームのみなさんはピッチではもちろんのこと、ピッチの外でも常に明るく挨拶をしており、礼儀正しい行動に努めている姿が印象的でした。
午前中のサッカーフェスティバル参加後、いよいよデンカビッグスワンスタジアムへ!
スタジアムに到着後、はじめにクラブを代表して田村社長から、大野FCと相馬SSSの子どもたちに挨拶をさせていただきました。田村社長からは、「本日はようこそデンカビッグスワンスタジアムにお越しくださいました。今日はこのスタジアムで試合がありますので、是非楽しんでいってください。このSMILE PROJECTは2012年から取り組んでおり、新潟県内の企業やその他多くの団体、個人の皆様からの支援によって実現しています。新潟も2007年、2004年、そして1964年にも大地震の経験をしています。今私たちは多くの方々からの支えがあって復興を遂げることができましたが、震災を経験したからこそ皆さんの大変な思いや経験を少しは理解できる部分もあると思っています、ですから私たちは出来うる限り皆さんのことを応援していきたいと思いますし、そして皆さんと一緒に未来に向かって歩むことができたら嬉しく思います。アルビレックス新潟はいつでも皆様を歓迎いたします。ぜひ今日と明日の2日間、楽しんでいってください。」と挨拶をさせていただきました。
田村社長の挨拶のあと、子どもたちからも「今日はアルビレックス新潟ジュニアチームのみなさんと貴重な試合をさせて頂きました。これから行われるトップチームの試合観戦も楽しみにしています。今日はご招待頂きありがとうございました!」と感謝の挨拶を頂きました。
続いて選手ロッカールームに移動し、清藤エキップメントマネージャーから、「選手ロッカールームは、試合当日登録された18名の選手が使用する部屋です。これはアウェイチームに用意しているロッカールームでも同じです。そして、登録された選手は何も持たず、このロッカールームにやってきます。僕らは選手が必要とするドリンクや軽食、そしてユニフォームやスパイク等試合に必要なものを全て準備する、そんなお仕事をしています。みんなのお父さんやお母さんのような役割だと思ってください。」とロッカールームに関する説明をしてもらい、熱心に説明に聞き入っていました。
記者会見室では、監督気分を感じながら記念撮影をしました。
展示室では、スタジアムの模型を見ながらその歴史や特徴の説明を受け、また、綺麗に管理されたスタジアムの芝生が普段どのように管理、手入れされているかについても熱心に聞き入っていました。
スタジアム内を一通り見学した後は、様々な飲食ブースやイベントブースが出店しているEゲート前広場へ移動し、にぎやかな広場で思い思いの時間を楽しんでいました。
ピッチ練習のため入場する選手とのハイタッチでは、目の前に登場したプロ選手に興奮しながらも、「頑張ってください!」と元気に声をかけていました。
その後の練習見学では、監督・コーチから「ボールの止め方、蹴り方をよく見てごらん」とアドバイスされると、真剣な様子でピッチの選手たちを目で追っていました。
練習見学後は、いよいよメインスタンドに移動して試合観戦。「一番楽しみにしていた!」と話してくれた子どもたちは、ゴールが決まると立ち上がって喜びを爆発させていました。
新潟市内観光
川崎フロンターレ戦を観戦した翌27日(日)に新潟市内観光を実施。
はじめにメディアシップを訪れました。到着後、3階に移動し、オールアルビレックスの歴史や記録を紹介している「アルビミュージアム」を見学しました。アルビレックスにサッカー以外にも野球、バスケットボール、陸上、レーシングチーム等様々なスポーツクラブがあることを知ると、各スポーツクラブの展示物を興味深そうに見ていました。
その後、20階の「そらの広場(展望フロア)」に移動。展望フロアから新潟の街全体を眺めながら、新潟が明治時代全国で最も人口の多い県であったことやその理由など歴史の説明を聞き、そして展望フロアからもよく見えるデンカビッグスワンスタジアムの名前の由来が、隣接する鳥屋野潟に飛来する白鳥が羽を広げる瞬間と、スタジアムの屋根の形状に因んでいることを熱心に聞いていました。
市内観光の最後に新潟駅南にあるアルビレックス新潟オフィシャルショップ「オレンジガーデン」へ移動。店内に並ぶグッズをいろいろ見ながらどれにしようかと決めかねている子どももいましたが、一番人気は選手の名前入り「アルビレックスブレス」でした。
「2015がんばろう東北SMILE PROJECT」第2回目は、本プロジェクトにご賛同頂いた皆様のご支援に支えていただき、被災地の子どもたちにたくさんの笑顔を届けることができました。「がんばろう東北 SMILE PROJECT」にご支援そしてご参加くださった皆様には、心より御礼申し上げます。ありがとうございました。
招待事業活動報告
- 2012年11月17日 第32節 川崎F戦 大船渡三陸FC、大槌SCJr(計43名)
- 2012年11月17日 第32節 川崎F戦 大船渡三陸FC、大槌SCJr(計43名)
- 2013年4月20日 第7節 横浜FM戦 花輪サッカー少年団、高田フットボールクラブ(計50名)
- 2013年7月13日 第16節 FC東京戦 千徳FC、釜石ロビンFC(計36名)
- 2013年9月14日 第25節 大宮戦岩泉サッカースポーツ少年団、デルフィーレ田老(計45名)
- 2014年8月2日 第18節 セレッソ大阪戦 長内サッカースポーツ少年団、久慈FC(計48名)
- 2014年8月16日 第20節 大宮アルディージャ戦 FC山田ヴェルエーニ、FC宮古フェニックス(計42名)
- 2014年10月18日 第28節 ヴァンフォーレ甲府戦 FC釜石、FCサン・アルタス大船渡(計38名)
- 2015年8月22日 2ndステージ 第6節 浦和レッズ戦 日立木SC、FC原一、相馬東部SS(計50名)
- 2015年9月26日 2ndステージ 第12節 川崎フロンターレ戦 大野FCスポーツ少年団、相馬サッカースポーツ少年団(計50名)
- 2016年6月25日 1stステージ 第17節 サガン鳥栖戦 相馬FC、相馬サザンFC(計56名)
- 2016年9月25日 2ndステージ第13節 鹿島アントラーズ戦 新地SSS、相双トレセンU-12(計43名)
- 2017年11月18日 第32節 ヴァンフォーレ甲府戦 千徳FCスポーツ少年団、花輪サッカー少年団(計39名)
- 2018年9月15日 第33節 ツエーゲン金沢戦 釜石FC(計35名)
- 2019年7月13日 第22節 横浜FC戦 千徳FC(計28名)
- 2019年11月24日 第42節 V・ファーレン長崎戦 大槌サッカークラブ・ジュニア(計18名)
- 2020年11月1日 第30節東京ヴェルディ戦 浅川サッカースポーツ少年団(計15名)
- 2020年11月8日 第32節ギラヴァンツ北九州戦 NPO法人水石フットボールクラブ(計15名)
- 2021年11月13日 第39節愛媛FC戦 J-VILLAGE.S.C(計13名)
- 2022年8月20日第32節ロアッソ熊本 豊間サッカースポーツ少年団(計19名)、2022年9月2日第34節大分トリニータ戦 FCヴェルジナーレ(計24名)
- 2023年9月23日 第28節 横浜FC戦 草野緑松サッカースポーツ少年団(計22名)、2023年11月11日 第32節 FC東京戦 O solo内町(計25名)