がんばろう東北 SMILE PROJECT

「2014 がんばろう東北 SMILE PROJECT」 第3回 招待事業概要

試合

2014年10月18日(土)  2014 J1第28節 アルビレックス新潟vsヴァンフォーレ甲府

対象

38名
[1]FC釜石 [2]FCサン・アルタス大船渡

レポート

ようこそ、ビッグスワンへ!

「2014 がんばろう東北 SMILE PROJECT」。第3回目となる今回は、FC釜石(岩手県釜石市)、FCサン・アルタス大船渡(岩手県大船渡市)の皆さんが参加してくれました。

10月18日(土)の早朝に岩手県を出発し、子ども達を乗せたバスは昼過ぎにスタジアムに着きました。到着後、北ラウンジに移動。そこで、アルビレックス新潟 田村貢代表取締役社長から、、「本日は遠方からようこそデンカビッグスワンスタジアムにお越しくださいました。今日は良い天気にも恵まれました。皆さん試合を是非楽しんでいってください。私たちができる復興のお手伝いは、皆さんに楽しんでもらうことだと考えています。新潟も過去に大きな地震を2度経験しました。ですがあきらめずに、チャレンジし続けることで、元気を取り戻すことができました。今日は、42,300人収容可能なスタジアムでの試合観戦、そしてその後の新潟名物笹団子作りを楽しんでください。明日はアルビレックス新潟ジュニアチームとの交流戦もあります、是非頑張ってください。応援しています。」とご挨拶させていただきました。

その後、スタジアム見学ツアーに。はじめに向かった先は、選手ロッカールーム。清藤エキップメントマネージャーから、「選手はスタジアムに来るときは、何も持たずにロッカールームまできます。必要なものは全て僕たちスタッフが事前に揃えて準備をしているんです。」とロッカールームに関する説明をしてもらいました。また、「選手は、試合後ロッカールームに戻ると、消耗したエネルギーを補うためにバナナやおにぎりなどを食べています。お菓子を食べる選手は一人もいません。みんなも練習や試合が終わった後は、お菓子ではなくご飯をしっかり食べるようにしてね」とアドバイスをもらって、目を輝かせながら熱心に説明に聞き入っていました。

選手が試合前にストレッチやボールを触る室内練習場で実際にボールを使いながら体験をしました。

他にも、記者会見室で記者気分や監督気分を体験し、メディアルームや展示室を見学しました。

様々な飲食ブースやイベントブースが出店しているE外広場では、ビックカメラ様主催の「フットボールパーク」を体験してみたり、アルビレックス新潟オリジナルグッズを購入したりと、思い思いに楽しんでいました。

いよいよ憧れのピッチへ!
選手とのハイタッチでは、目の前に現れた選手に興奮した様子の子どもたち。「頑張ってください!」と元気に声をかけていました。

そのままウォーミングアップを見学し、メインスタンドにて試合観戦。新潟のサポーターとともに手拍子をしたり、フラッグを振りながら、ピッチで闘う選手たちを一生懸命応援していました。

試合終了後は、新潟市内観光を実施。笹団子作り体験では、田中屋本店 みなと工房様のご協力をいただいて500年の歴史を持つ笹団子作りに挑戦しました。笹団子を初めて見る子どもたちが多く、悪戦苦闘しましたが、スタッフの皆様による親切な指導をいただいて全員が最後まで作りあげることができました。

笹団子作り体験の後は、メディアシップに移動。はじめに3階のオールアルビレックスの歴史や記録を紹介している「アルビミュージアム」を見学しました。その後、20階の「そらの広場(展望フロア)」に移動し、オレンジとブルーに輝くビッグスワンスタジアムを眺めたり、新潟の夜景を見ながら思い思いに時間を過ごしました。

アルビレックス新潟ジュニアと交流試合!

快晴で迎えることができた翌19日(日)には、新潟聖籠スポーツセンター・アルビレッジでアルビレックス新潟ジュニアと交流試合を実施! 交流戦前に各チームの代表者による激励の挨拶を行いました。

アルビレックス新潟ジュニアチームとの試合を楽しみにしていた、と話してくれたFC釜石とFCサン・アルタス大船渡の子どもたちは、最後まで一生懸命ゴールを目指して闘う気持ちを前面に出していました。

交流戦終了後はお互いの健闘を称えて握手を交わし、3チーム揃って記念撮影をしました。

オレンジカフェで憧れの選手と対面!

楽しみにしていた、選手との握手会とサイン会。舞行龍ジェームズ選手、加藤大選手、山本康裕選手、小泉慶選手、鈴木武蔵選手、指宿洋史選手の6名がかけつけてくれました。子どもたちは思い思いの品に少し緊張しながらも、嬉しそうにサインをもらっていました。その後、FC釜石とFCサン・アルタス大船渡の両キャプテンから選手に、「今日は僕たちの為に会いにきてくれてありがとうございました。昨日の試合を見てとても勉強になりました。選手のみなさんがまた勝てるように応援しています。僕たちも岩手で練習を頑張り、上手くなりたいを思います。」とお礼の言葉をもらいました。
最後に選手を代表して鈴木武蔵選手から、「昨日の試合では、応援してくれてありがとうございました。今日は短い時間でしたが、みんなと会うことができて嬉しかったです。ご飯をたくさん食べ、そしてたくさん練習をし、サッカー選手を目指して頑張ってください。応援しています。」と激励のメッセージをもらいました。

2014年の最後となった第3回目「がんばろう東北 SMILE PROJECT」ですが、ご協力いただいた皆さんのおかげで、被災地の子どもたちに笑顔をたくさん届けるとこができました。
「がんばろう東北 SMILE PROJECT」にご協力いただいた皆さん、深く感謝申し上げます。


招待事業活動報告



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